小さな従姉弟たちのおしゃべり風景
7時40分「Nちゃん、Nちゃん」「神様、どうしたら良いか教えて下さい」の突然の声と共に朝が始まりました。慌てて部屋に入ると「あらK子が来てくれたの、ありがとう」「うれしい、握手して」と機嫌も悪くなく、朝の作業も順調に終了しました。朝食完食。TVをみたり、新聞を読んだり居眠りをして過ごしていました。トイレ(××)。二回目のトイレの後「あ~疲れた!」と言うので「あ~私も疲れたわ!」と言い、思わずため息をついてしまいました。
10時10分にデイサ-ビスの用意をして車椅子に移動。雨も上がったので外でお迎えを待ちました。デイサ-ビスに行く事について、最近は抵抗が強く、送り出すまでグズグズ言って面倒ですが、お迎えの介護士さんには「おはようございます。あら貴方がきたの」と挨拶をして車に乗って行きました。デイサ-ビスでは午前中は同席の方々と話をして過ごし、午後からは入浴、体操、七夕飾り作りなどで過ごしたそうです。昼食9割7割 。
5時前に帰宅。クッキ-、冷たいお茶で一休み。「部屋が広くなったと思わない?」「全然。」「スト-ブ片付けたから広く感じるでしょう。」「それはあたしがするわ、あたしの家だから。」こんなやり取りがありました。トイレ(大◎半)。夕食(鰻丼、南瓜、煮豆、ビ-ル)「美味しい、美味しい」と完食。 トイレ(小)。
「あたしピアノ好きでしょ、この頃ときどき弾いているの、ミレドミソミソドドドドシラ・・・」と始まりました。7時になるというのに、ふう。でも、あまりピアノ、ピアノと言うので車椅子に乗って応接間に行きピアノを15分ほど楽しんでもらいました。トイレ(小)、ついでに着替えをすませました。
ピアノの続きは明日にとお願いしてTVを見ることにしましたが、TVはそっちのけで取り留めもない話が繰り返され、「あたしは丈夫だし、人に迷惑をかけない限りずっと生きていたい。あんたは?」「あっちこっち痛いし、もうそろそろ、どっちでも良いかな」「あんたは丈夫そうなのにどうして?」「重たい人を立ったり座らせたり一日に何回もするから、肩も腰も痛いのよ」「それ、恩着せてるの」というようにだんだん状況は悪くなっていきました。
そこで久しぶりにシュ-アイスを二個たべてもらったら機嫌もよくなり、居眠りを始めたので、8時にベットインしてもらいました。しかし、眠いはずなのに眠くないと泣いて叫んで収集がつかない状況になってしまいました。9時10分現在 静かになりました。と喜んだら「Nちゃん、助けて下さい!」と叫ぶ声が聞こえてきました。まだしっかり寝てなかったのですね。やれやれ。9時半、まだグズグズなんか言ってます。