ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

音楽劇「闇に咲く夢」

2013-11-18 11:08:28 | 日常
           

若い友人がプロデュースする「海千山千」という演劇グループの公演「闇に咲く夢」という音楽劇を見てきました。

実は、小劇団の演劇というのは、私は余り得意ではないのですが、友人の演劇に掛ける熱意を応援したいという気持ちと、日頃感じる彼女の独特な飄々とした人柄から、「面白いかもしれない」という密かな期待があって、最終日の昨日、昼間の公演を見に行くことにしました。

予約も事前の購入もせずに、「まあ、そんなに混んでないだろう」と暢気な気持ちで開演30分前に会場に行ってみたら、何と満席でキャンセル待ちとのこと。ビックリ!元々客席が80席しかないミニ・シアターですが、補助席を入れて100名は入ったようで、私も何とか補助席に座ることができました。

お話は、「惰性で芝居を続けるグダグダの劇団に、ある日、盲人の演出家がやってくる、というお話」(友人談)で、「演劇三昧の生活、歌で分かち合う楽しみ、そして私の生活の一部でもある障害者との関わり、など盛り込んでみました」(チラシより)とのこと。

お芝居はさすがにプロと思わせるしっかりしたレベル。歌と踊りはとても上手い人と、そこそこの人が居ましたが、モンティの「チャルダッシュ」、ベートーベンの「運命」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」、ジャック・オッフェンバックの「天国と地獄」などを、上手くアレンジして取り入れて、賑やかで楽しいステージを作り上げていました。

ストーリーも、癖のある人たちの集りだけれど、そんなに悪い人や意地悪な人は出てこなくて、無難な展開。小劇団にありがちな?客に考えを押し付けるような要素はなく、ひたすら楽しんでもらいたいという姿勢に好感が持てました。何より、友人であるプロデューサー本人が、「裏方 訛り子」というモッサリした役を嬉々として演じているのが、とても愉快、かつ微笑ましかったです。

KEさん、公演のご成功おめでとうございます。こんな感じなら、また見に行ってもいいかな。(三女)
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