数日前に昭和記念公園に(下見に?)行った次女から、「日本庭園の紅葉が素晴らしいから」とお誘いがあり、今日2人で行って来ました。
11時ちょっと過ぎ、西立川駅に着くと、小さな子供を連れた家族連れやご夫婦らしい中高年カップルが沢山下車、みんな公園に向かいます。西立川口から日本庭園に向かう途中の銀杏並木は、期待通り黄金色に輝くトンネル状態で、素晴らしい美しさだけれど、人出もすごいです。
日本庭園の紅葉は、紅色の紅葉が背景の緑と混ざっていたり、小川のせせらぎに落ちて寄せられていたりして、日本独特の美しさを見せています。次女は「この前と比べると少し色が落ちてきている」と言っていましたが、どうしてどうして十分に綺麗でした。
日本庭園の反対側の出口のもみじはなぜか黄葉していて、後ろの竹林の薄緑と重なり陽射しを受けて、自分も薄緑に染まった感じになって、何とも柔らかい美しさでした。
子供達は、銀杏の落ち葉を集めて空に向かって投げて遊ぶのが大好き!
こもれびの里を通って、古い農家など眺めた後、花の丘に上がっていくと、コスモスが終った丘は人気(ひとけ)がほとんどなくて、お誂え向きに、古びたベンチがひとつ、私達を待ち受けていました。
そこで待望の次女手作りのお弁当。お握り、卵焼き、丘ひじき、カリフラワー、プチトマト、鳥唐上げ、蕪の漬物。味、色取り、栄養、どこから見ても素晴らしいバランス。ひき肉そぼろ入りお握りや甘い卵焼きは、昔母が作ってくれたお弁当によく入っていて、とても懐かしい味です。食後はなぜか炒り銀杏。どれも美味しくて、遠足の幸せ気分を満喫しました。
少し離れたこもれびの丘からは、はるか遠くに薄っすらと富士山が見えました。
原っぱ広場や花木園を通って立川口に向かいました。途中の銀杏(いちょう)の黄葉も綺麗。木に付いた銀杏(ぎんなん)の実を写したのですが、分かりますか?
暑くもなく寒くもなく、風もない素晴らしい好天気。青空に映える美しい紅葉、黄葉を眺め、手作り弁当を食べて、のんびりおしゃべりしながら散策して、、、文句なしの楽しいひと時でした。(三女)