4月20日~21日、四姉妹とその夫達が揃って、SV家相続の諸手続きが全て無事片付いたことを両親のお墓に報告し方々、清水旅行をしてきました。
お昼に両親のお墓のある鉄舟寺に着くと、ニャンコが出迎えてくれました。おっとりした表情が、日々の平和な暮らしを感じさせてくれます。
ご住職にご挨拶をして、イザ山のてっぺんのお墓へ。
延々と続く階段を、ふーふーぜーぜー言いながら登ると、途中に清水の町が広がります。お天気が良ければ、町の向こうに富士山が見えるはずなのですが、この日は生憎の曇天。でも考えてみると、お墓参りしている時に富士山が見えたことがないような気も、、、。
夫達がお墓周りを綺麗に掃除してくれた後、お寺近くの花屋さんで誂えた品の良い花を手向け、夫々にお線香を上げて、諸手続き終了の報告と両親への感謝を伝えました。お墓がきれいになって清々しい!来てよかったとつくづく思いました。
お墓参りを終えて、近くの蕎麦・お食事処「ふるさと」へ。お蕎麦も桜海老の掻き揚げも美味しいと評判の店で、1時過ぎに行ったのですが、4組位先客が待っていました。それでも程なくしてお座敷に通して貰って、皆さん桜海老掻き揚げ蕎麦を注文。(私はお腹の調子がイマイチお蕎麦と馴染まない感じだったので桜海老掻き揚げ天丼にしました。)美味しい掻き揚げで大満足。お蕎麦も美味しかったと皆さんの評価。女性陣は燗をしたお酒も楽しみました。
雨が降り出し、外で過ごすには寒すぎるので、時間つぶしに東海大学海洋博物館の水族館に行ってみました。駿河湾に住む色々な珍しい生物が展示されていて、興味のある人や無邪気な子供たちには楽しい場所なのだろうと思いますが、見慣れない深海魚などがごにょごにょ動く様子や、大きい魚が狭い水槽に閉じ込められている様子にはちょっと苦手感が生まれました。広い海洋水槽で見慣れた魚たちが悠々と泳ぐ姿にはホッとするものを感じましたが。
他に、海洋水槽横の津波実験なども見られるようになっていて、小さな子供達が怖さ半分、興味半分の様子で眺めていました。
この日の宿泊は、三保の松原から徒歩一分の「天女の館 羽衣ホテル」です。世界遺産登録された三保の松原と富士山の景色を楽しめると期待していたのに生憎の雨!
それでも砂浜に出て、天女の羽衣伝説ゆかりの松の跡や、二代目羽衣の松などを見物。大きく枝を伸ばした松の木々の植わる松原の景色は壮大で迫力がありました。
それにしても、晴れていたら、海の向こうに富士山が見えるはず。冷たい雨に降られて何とも残念です。姉妹もその夫達も、日頃の心掛けは決して悪くないはずなのに、、、。
宿に戻り、大浴場で寛いで、いよいよ夕食です。先付け、前菜、鰯のつみれ汁、お造り大皿もり、鮑の踊り焼き、もち豚鍋、河豚の唐揚げと、豪華絢爛。鮑の踊り焼きというのを、今まで何となく敬遠していましたが、柔らかくて味わい深くて、素晴らしく美味しことを発見しました。
お造りは、鯵・いさき・伊勢えび・さざえ・ウニ・ホタテ・鮪・サーモンと、多種に亘り、どれもすごく新鮮。お腹がいっぱいになっていくのが恨めしい、、、。その後、ご飯と漬物、赤だしを経て、デザートで締め。お酒は清水のお酒はイマイチで、結局もう一種類用意されていた臥龍梅を楽しむことになりました。あ~美味しかった。堪能した!それにしてもお腹いっぱ~い!
翌日も悪天候でしたが、このまま帰るのは勿体無い、ということで、エスパルス・ドリーム・プラザに行ってみました。「エスパルス」の名前がついているので、サッカー関連の展示などもあるのかと思ったら、そういうものは見当たらず、基本的に大きなショッピング・モール(土産物ショップ)とすし横丁の構成でした。
美味しそうな土産物を見てテンションが上がり、3袋千円という海老せん・烏賊せんや、ホテルの朝ごはんにごく少量出て美味しかった「青海苔」や「桜海老の佃煮」などを購入。お昼には早すぎるので、2階のキッズランドに行って、長女夫と四女がユーフォーキャッチャーに挑戦。長女夫は3回目の挑戦で、四女は2回目の挑戦で景品をゲット。やった~!中々面白い体験でした。
11時を過ぎて、お寿司屋さんも開店し始めたので、その中の一軒に入って、美味しいお寿司を堪能しました。前日にあんなにお刺身を食べたのに、お寿司は又別なんですね~。中でも鮑の柔らか煮の握りが絶品でした。(女性陣だけが味わったのですが。)こうして、清水の鮑は最高!という結論が出たのですが、偶々だったのでしょうか?
天気には恵まれませんでしたが、気の置けない人たちと寛いで過ごし、新鮮で美味しい魚介類を堪能した旅は、十分に楽しく、両親への報告も済まることができて気持ちがすっきりしたことも含め、とても有意義な旅でした。皆さん、お疲れさまでした~。(三女)