JAZZ最中

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正統なのに個性充分 INTRODUCING / ANDREW POZZA

2006-10-04 15:01:43 | 聞いてますCDおすすめ
エンリコ・ラバァやジャンニ・バッソ&ファブリオ・ボッオと演奏していて、ヴィーナスレコードからもアルバムが出ているアンドレア・ポッツア、2003年録音のアルバムです。前から探していたら、HMVであいました。軽快な曲で始まります。軽めな音なのにきちんと出ているのでさわやかです。2曲目“YESTERDEAYS"という有名曲を崩すことなく、ピアノソロのイントロからベースソロ、ドラムスとの掛け合いと非常にオーソドックスな構成です。それでいてこれが新鮮です。この人たちの“YESTERDAYS"になっているのです。アドリブも構成もやり尽くしたと思うこの曲の、ど真ん中を正統に演奏し個性を感じさせるという事は、実力の深さを証明していると思いました。私ベースを好きですが、ピアノトリオの場合、3者の比率はマッチするところがあると思います。ベースが多ければ良いと言うものでもありません。これが大変いい塩梅で、3曲目のベースソロの入り方の心地よさと言ったらありません。もちろんベースもドラムも欧州水準を充分満たしています。難しくなどせずに、心憎いサポートと主張をしています。
2曲の自作を挟んで、11曲途中には大変美しい“LUSH LIFE"のソロが聴けます。total約67分は長く思うのですが、ずいぶんアルバムに曲が入っていると思うだけで気になりません。

INTRODUCING / ANDREA POZZA

ANDREA POZZA piano
LUCIANO MILANESE bass
STFANO BAGNOLI drums

1 FIEELING VISIONS
2 YESTERDAYS
3 THESE FOOLISH THINGS
4 IN WALKED BAD
5 I'LL KEEP LOVING YOU
6 BLUE JUMP
7 I'LLREMEMBER APRIL
8 I LET A SONG GO OUT OF MY HEART
9 LUSH LIFE
10 FALLING IN LOVE WITH LOVE
11 TWILIGHT

コメント
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