JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

中高年の主張 HOME SUITE... / Red Mitchell

2006-10-06 20:51:11 | 聞いたけどCDどちらでも
BILL MAYSのアルバム“going home"はシェリー・マンとレッド・ミッチェルとジミー・ロウルに捧げられたものでした。演奏にもそれが出ている様に感じられました。最後のレッド・ミッチェル曲“I'm A Homeboy”ではvocalが入っていました。すばらしいvocalとは言い難いのですが、雰囲気といい、曲名といいこのアルバムを聴きなおしました。晩年のミッチェルの奏法は好きではなく聴かなくなりましたが、それまでは大好きなベーシストでした。録音はレッド・ミッチェルのアパートメントで行われたリラックスしたアルバムです。1曲目が20分のベースソロで6曲のスタンダードが演奏されます。2曲目以降はミッチェルがピアノを弾きながら歌うvocalです。作曲への思いを“I love Harmony."と歌ったり、“I love a Raney Night"と歌ってみたり、最後では“Heaven's Here"と歌います。うまい下手は別にして、歳を行った人が自由にのびのびと主張することは良いことです。このときミッチェル58才でした。まだ老人とはいえませんね。老年の定義はないそうで広い意味では50才以上ですが現実的ではありませんね。この記事の題を老人の主張としようと思っていたのですが、申しわけありません。中高年の主張に修正します。でも先般のロイ・ヘインズさんには失礼な発言を致しました、これからも頑張ってください。本当の老人の主張はあらためて。

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Red Mitchell bass piano vocal

1 BASS SUITE-SWEET BASS
a) Embracerable you
b) You'd be so nice to come home to
c) If I should loose things
d) These foolish things
e) I love you
f) Embraceable you
2 BODY AND SOUL
3 THE GENIOUS TO COMPOSE
4 ARRIVAL
5 RAINY NIGHT
7 CORRUPTUS INTERRUPTUS
8 HEVAVEN'S HERE
コメント
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