HMVの試聴でボタンを押し間違え4曲目を選んだところ、バースからテーマに入ったとたんに買うことにしたアルバムです。2004年12月に録音された自主制作アルバムだそうです。1曲目Jhon Scofildの曲をドラムの一撃から入りグルービーに展開しています。2曲目ビートルズの“Don't Let Me Down”はメローなブルース調です。ピアノはしっかり鳴っていて気持ちが良い演奏です。よく知られた曲で新人ピアニストがアウトしてしまうことがありますが、この演奏はギリギリ、セーフです。ベースの太い音のサポートがしっかりしているからだと思いました。3曲目はWayne Shorterの“Black Nile”でおもしろいアレンジで始まります。ドラムはオーソドックスにしっかり叩いてくれています。ベースソロは音程、タイミングが正確でアメリカのベーシストとしてはヨーシとうなずきました。
そして4曲目。やさしい、美しい、広がりのあるトラディショナルです。大好きなアルバムにハンク・ジョーンズとチャーリー・ヘイデンがデュオで黒人霊歌を演奏したアルバムがあります。 http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060914
あの優しさをもう少しモダンにして、なおかつドラムで締めた感じです。このベーシストであれば、ヘイデンの音が苦手という人も大丈夫だと思います。入るべくして入るベースソロも安定しています。
残念ながら“Alone Together"はアウトしています。その後6,7とまとまりの悪い演奏に思えますが、最後の“The Neaness Of You”で帰ってきて、優しい雰囲気です。5~7をどう考えるかですが、4曲目の演奏で十分その不満は帳消し出来ます。
HMVでのボタンの押し間違えはお導きと感謝します。 アーメン
From The Hip / Todd Hildreth
Todd Hildreth piano
Chris Fitzgerald bass
Psul Culligan drums
1 Wabash Ⅱ
2 Don't Let ME Down
3 Black Nile
4 Let Us Black Bread Together
5 Alone Together
6 A day In The Life
7 Clint Eastwood
8 The Nearness Of You
そして4曲目。やさしい、美しい、広がりのあるトラディショナルです。大好きなアルバムにハンク・ジョーンズとチャーリー・ヘイデンがデュオで黒人霊歌を演奏したアルバムがあります。 http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060914
あの優しさをもう少しモダンにして、なおかつドラムで締めた感じです。このベーシストであれば、ヘイデンの音が苦手という人も大丈夫だと思います。入るべくして入るベースソロも安定しています。
残念ながら“Alone Together"はアウトしています。その後6,7とまとまりの悪い演奏に思えますが、最後の“The Neaness Of You”で帰ってきて、優しい雰囲気です。5~7をどう考えるかですが、4曲目の演奏で十分その不満は帳消し出来ます。
HMVでのボタンの押し間違えはお導きと感謝します。 アーメン
From The Hip / Todd Hildreth
Todd Hildreth piano
Chris Fitzgerald bass
Psul Culligan drums
1 Wabash Ⅱ
2 Don't Let ME Down
3 Black Nile
4 Let Us Black Bread Together
5 Alone Together
6 A day In The Life
7 Clint Eastwood
8 The Nearness Of You