enjaからでたJAZZらしかるぬ(実際JAZZではない)しゃれたアルバムです。JAZZとタンゴの出会いは大好きです。多くの良いアルバムがありますが、JAZZをちゃんと出来ないと、つまらないものになってしまいます。これは大丈夫です。アストラ・ピアゾラ五重奏団にいたピアニスト、パブロ・シーグレルとクロスオーバーの分野で、ギターを弾いている、キケ・シネシとのデュオです。JAZZとして聴くのでなくJAZZよりのピアノとして聴くとかなり面白いです。2曲目の“亜麻の花”がまず美しいです。そしてバンドネオンの入る3曲目“チンチン”が緊迫した演奏になっています。JAZZとタンゴの相性の良いところを満喫できます。JAZZにしようとせずに、その手前で踏みとどまらせるピアノは、タンゴダンスでの、男女の微妙なからみをあらわしているようで、色っぽいように感じました。
BAJO CERO / NEW TANGO DUO
PABLO ZIEGLER piano
GUIGUE SINSI guitar
WALTER CASTRO bandoneon
1 ラ・ラジュエーラ
2 亜麻の花
3 チン・チン
4 溶解
5 分かれのミロンガ
6 パホ・セロ
7 みどりの車
8 ブラヌフェル・ミロンガ
9 酔いどれたち
10 フーガと神秘
BAJO CERO / NEW TANGO DUO
PABLO ZIEGLER piano
GUIGUE SINSI guitar
WALTER CASTRO bandoneon
1 ラ・ラジュエーラ
2 亜麻の花
3 チン・チン
4 溶解
5 分かれのミロンガ
6 パホ・セロ
7 みどりの車
8 ブラヌフェル・ミロンガ
9 酔いどれたち
10 フーガと神秘