Aldo Romanoのピアノトリオアルバムを買おうと思っているのですが見つかりません。変わりに古いアルバムを中古屋さんで買ったら、かなりおもしろかったので、気にするようになりました。タワーRのクリアランスセールも健在でRomanoも1枚ありました、550円。Aldo Romanoが、晩年をフランスで過ごしたシドニー・ベシェに捧げた、いかにもフランス人らしいアルバムです。偉大なクラリネット、ソプラノサックスの先駆者として、又世界的ヒットした“小さな花”をパリで作曲したベシェは、多大な影響をフランスに残したと思われます。青年時代に時間がラップするロマーノからのベシェに対する告白のようなアルバムに感じます。
13曲中5曲がベシェの作品です。編成が変わっていて、2サックス、にオルガンとリズムです。2サックスは最近人気の、エマヌエル・シシとフランチェスコ・ベアルザッティで特に二人で同時に吹いているときがいい感じです。ブローの掛け合いと言うほどでは有りませんが、技ありの演奏に感じます。
Romanoのドラムはあくまで正確にリズムを刻むことが一番のようで、その上で色々な事をするので、安心してその事を楽しめます。ただし、ドラムサンプリングと言う事で打ち込みしている事があるようで、その点が大変残念です。凄い安定したドラムと思うのでもったいなく感じます。このアルバム現代的なリズムの上に、ベシェに感じるリード楽器のあたたかいサウンドをあわせようとしたアルバムだと思います。私も大好きな“小さな花”を2人のソプラノサックスで演奏することで、ベシェの巾のあるビブラートのサウンドを出しているように感じます。
ROMANOはこのとき60才ですが、60になっても敬意をもしくは思いを告白する人がいるのですね。
13曲中5曲がベシェの作品です。編成が変わっていて、2サックス、にオルガンとリズムです。2サックスは最近人気の、エマヌエル・シシとフランチェスコ・ベアルザッティで特に二人で同時に吹いているときがいい感じです。ブローの掛け合いと言うほどでは有りませんが、技ありの演奏に感じます。
Romanoのドラムはあくまで正確にリズムを刻むことが一番のようで、その上で色々な事をするので、安心してその事を楽しめます。ただし、ドラムサンプリングと言う事で打ち込みしている事があるようで、その点が大変残念です。凄い安定したドラムと思うのでもったいなく感じます。このアルバム現代的なリズムの上に、ベシェに感じるリード楽器のあたたかいサウンドをあわせようとしたアルバムだと思います。私も大好きな“小さな花”を2人のソプラノサックスで演奏することで、ベシェの巾のあるビブラートのサウンドを出しているように感じます。
ROMANOはこのとき60才ですが、60になっても敬意をもしくは思いを告白する人がいるのですね。