JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

リーダーがお得 Giving Receiving / Lars Jansson

2006-11-15 21:43:42 | 聞いてますCDいいと思う
ラーシュ・ヤンソンの古いトリオアルバムから聴いてきて止まったのがこのアルバムです。ヤンソンのトリオは常にクオリティーが高くなかなかどうこう言うことがありませんし、いいないいなで聴いてしまいました。全体的には古いもののほうが、シンプルで好きですがそれはそれで、新しい活動も大切です。と言う事で面白いと思ったのがこのアルバムです。
スウェーデン国営ラジオが主催する、レコーディングプロジェクト「ノルディック・ミーティング」の2000年ヤンソンがリーダーとなったアルバムです。いつものメンバーではなく、特にドラムの感じが違うのでスタートからテンションが高く感じます。アメリカからポール・マキャンドレス、イタリアからパオロ・フレス、スウェーデンのヨーハン・ボルグストロームの3管はこのために集まったメンバーです。普段から一緒に演奏していないので、スコアのある部分はしっかりと合わせることとなり、まじめに演っているビックバンドみたいなところが感じられます。それがソロに入って自由になるところでの演奏の落差があり楽しめます。
1曲目ショーの顔見せのように派手めな曲で各自が短く実力を披露します。マキャンドレスは楽器がらオレゴンのイメージが強くてちょっと損です。
6曲目抑制の利いたフレスのソロ、ここで聴いていたのを、忘れていました。
9曲目“A Window to Towards Being"でも演奏されていた好きな曲です。
ヤンソンは自分の曲で、ツボも充分心得ていますし、選抜プレーヤーの中で質の高い演奏になりました。唸り声もいつもより大きく感じます。
こうやって作られたアルバム、やっぱりリーダーは得ですね。
このこと書く事必要ないのですが、この後の上海公演のアルバムとか、ビックバンドものは苦手です。

Giving Receiving / Lars Jansson

Paolo Fresu tyumpet fluegelhorn
Paul Mc Candless english horn soprano sax
Johan Borugstrom soprano sax alto sax flute
Lars Jansson piano
Christian Spering bass
Morton Lund drums

1 Giving-Receiving
2 Gruaud Larose part 1
3 Gruaud Larose pert 2
4 Soft Breeze
5 Angelus
6 Rojo negro
7 Stobel
8 Margaux
9 To the little man
10 Spering
11 Petrus
12
In memory of Leroy Lowe
コメント (5)
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