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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

Gentle でありたい THE IMPOSSIBLE GENTLMEN

2011-10-03 21:52:22 | 聞いてますCDおすすめ


今年になって出会ったピアニストで一番吃驚したのがグイリム・シムコックじゃないかと思う。
2月10日に“装丁のしっかりした”という記事で「BLUES VIGNTTE」を、翌11日には“ピアニスト狩り、失礼”で「Good days at Schloss Elmau」を取り上げました。

ピアノソロだったりのアルバムで、上手いのだけどjamになったらどんな感じだろうと、おもっていたら、プロデュースも務めて、興味深い組み合わせでアルバムを出してくれました。
気がつかないままに通り越しそうになりましたが、blog仲間の音楽狂さんが取り上げてくれて、知りました。netでなんと1,000円もしない値段で手に入れました。

1曲目、ピアノとギターのユニゾンのテーマは、バックのリズムも加わってとても緊張感ある出だしです。スワローのベースは最近フワッとした感じになっていますが、ここではとても締まったハードな感じ、エッジの効いたピアノとドラムスの影響と思う。
3曲目、シムコックがこのメンバーのなかで存在感充分、ゆったりした曲も、シャープな曲も弾きこなす、この3作目でUKで一番前に人じゃないかと思います。
ギターのマイく・ウォーカーという人のソロ、いろんな面がみえて、ここではプログレのバラッド・プレーという感じ。
4曲目、タイトな汀間は生で演奏したら映える感じです。
6曲目ギターがとても美しいテーマを弾きますが、曲名は“Gwil’s Song”だそうで、交友のをgentleというのではないでしょうか。

日ごろgentlemanじゃないとなじられているけれど、急速にimpossibleじゃなくてpossibleなgentlemanになる必要がでてきました。
親切で思いやりのあるジェントルマン、生まれの良さは今更どうしようもありませんが、付け焼刃でもいいから少し気をつかわないと。

「Excuse Me ma'am.」

私どうした訳かエレベーターに一番に乗ってしまいます。 イカン
レストランで手をひらひらして人を呼びそうです。 イカン

「Solly ma'am.」

gentlemanに見えるようにカッコは整えましたが、もう少し身につけなければ。

「Hei,ma'am」

空想していたらアルバムからはなれてしまいましたが私、アルバムのスワローよりかはましな表情でいけそうです。

 

表情はともかく、メンバーの纏まり具合がとても良く、なおシムコックの実力がはっきりと認識できたアルバムでした。この時期、彼らも別の大陸をツアー中のようです。

THE IMPOSSIBLE GENTLEMEN

Gwilym Simcock (p)
Mike Walker (g)
Steve Swallow (b)
Adam Nussbaum (ds)

1.Laughlines
2.Clockmaker
3.When You Hold Her
4.You Won’t Be Around To See It
5.Wallenda’s Last Stand
6.Gwil’s Song
7.Play The Game
8.Sure Would Baby
コメント (6)
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