JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

田舎町での出迎え

2011-10-23 18:28:03 | その他
レイ・ブラッドヴェリの「たんぽぽのお酒」を読んだことがありますか。
12歳の少年ダグラス・スポールディングがその年最初に感じる夏の朝から、ひと夏の物語、最初の書き出しをちょっとかいてみますね。

静かな朝だ。町はまだ闇におおわれて、やすらかにベットに眠っている。夏の気配が天気にみなぎり、風の感覚もふさわしく、世界は、深く、ゆっくりと、暖かな呼吸をしていた。起きあがって、窓のそとからからだをのりだしてこらんよ。いま、ほんとうに自由で、生きている時間がはじまるから。夏の最初の朝だ。

「タンポポのお酒 レイ・ブラッドベリ著 北山克彦訳 晶文社」

ニューヨークから田舎の町に着いた最初の朝、目覚めるといてもたってもいられません。
孵化して最初に飛ぶ蝶のように、家の中に迷い込んだありのように、なにも教えられないまま外を歩いてみたい、そっと着替えて家の外にでます。



昨夜、入って来た通りにでてみます。



息を吸い込むことがこんなに気持ちが良い。こんなものを目にしても、ワクワクするのです。



周りを見回すと景色に迎えられてるような気持ちになるのです。





そういえば昨日息子1の家に着いた時に黒猫が体を摺り寄せてきました。こんなこと始めて、息子もみたことないといっています。その猫が外にでたときまた挨拶をしてくれました。(残念ながら、どこかの飼い猫なのでしょう、その後顔を見ることはありませんでした。)





そして朝一番に外をあるいてみれば、色々なものに出迎えられているのです。





リスはその、後山ほど目にするので、写真を撮ったのはこれと、そのあと学校の庭だけにしました。


駐車場の奥の方に小道が見えるのでいくことにしました。







そこで突然出会ったのが、これ、逃げないように段々と近づいて写真に撮らせてもらいました。





そしてその後は同じように太陽がでた少し後この小道を散歩する事にしました、というより鹿に会いたくて、出かけました。



二日目の小道、出会いはあり同じように居ましたが今日は一匹







三日も出会いました。







そして4日目、毎日会っていつと思う鹿がつがい2匹たっぷりと姿を見せてくれました。














最後の日の朝はまだ日の出前でしたので残念ながら小道は真っ暗でした。(ということは日本に帰ってきたのですが、しばらくはアメリカの田舎町に居る事にします。)

アメリカの田舎、まずは出迎えられて、息子夫婦と町と風景、動物も一緒にゆったりとすごしたのです。








コメント (2)
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