JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

戻る時世 Remembering John / McCOY TYNER

2014-05-09 22:25:49 | 聞いてますCDいいと思う


連休の最後にキースを危機にいきましたが、オクサンの実家からの帰りの途中でショップによっていくつか仕入れました。

新しいのも買ったけれど、休み明けには特にあれこれ考えなくてもいいやとenjaが今回出した1,000円シリーズを買ってみた。

懐かしい人で、でもこれ持っていないない、昔は買わないけれど今なら買ってもいいやというのを買ってみました。

その第一がマッコイ・タイナー、1991年録音でコルトレーンゆかりの曲をトリオで演奏しています。

enjaのクオリティがあればそこそこのアルバムが、それもマスターと言っての販売なのでそこそこ信頼できます。

それで懐かしい、タイナーのピアノ、彼は1938年生まれ、もちろん現役ですが長老格の現役でも特別な席に位置してくれる人でしょう。(ってこっちが特別の席についてもらっているのですが。)

その心酔するコルトレーンにちなんだ曲集をエンヤの企画で録音、リズム隊がヨーロッパ調で(といってももちろん軽いわけではない)ベースがよく歌うラインを作るのがおもしろい。

こうゆうのは一曲一曲の説明は必要なしでしょう。

マッコイのコルトレーンに思いを寄せたトリオ・アルバムは2001年の「Play John Coltrane」というG・ムラーツとA・フォスターのトリオの最強アルバムがありますから、振替得てこのアルバムがコルトレーンの曲集としては一番ではありませんが、なんかゆったり、それでいてラインのつくりかたなどたのしいアルバムだとおもいます。
(逆に比較するのがかわいそう)

でマッコイ・タイナーって実は私リーダーアルバムをほとんどもっていない。
昔の演奏を思い出すのにどの時点に戻るのということをかんがえてしまうのだけれど、あのキラキラするピアノを弾いていたコルトレーン・グループの直後の世界が私はしっくりくるのです。
そのずっと以前の甘いピアノもすきだったけれど、でもそっちにはいかない、でずっとその後のなんかわからないタイナーにもいかないから、戻るのはその頃なのでしょう。

古い人を聞くと、昔を思い出して、その人のいつの時代をきいていたかなどをかんがえてしまいます。
ということでタイナーだと1965年のちょっと後ぐらいがわたしの戻るところです。


Remembering John / McCOY TYNER

Aaron Scott(Drums)
Avery Sharpe(Bass)
McCoy Tyner(Piano)

01. India
02. Giant Steps
03. In Walked Bud
04. Like Someone in Love
05. One and Four
06. Up 'Gainst the Wall
07. Good Morning Heartache
08. Pursuance
09. Wise One
コメント
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