予約している本の順番が次になっているので確認しようとパソコンの前にたつけど面倒くさい。(パスワードを覚えていない)
窓口でカードを確認すれば番になっているか解るので、なんでもいいから本を選んでカードを渡せばいい。
だからと言って一文も読まないものを借りてもしょうがないのでなんか窓口に持って行こうと選んだのがこれ。
山口 瞳が亡くなったのが1995年、20年も前だからblogに記事にしたことはありません。山口 瞳の読んだ小説の方は、「血族」 文芸春秋 1979年、「居酒屋兆治」 新潮社 1982年と「家族」 文芸春秋 1983年ぐらいだかれど、後年の「還暦老人○○日記」というのは大好きだった。「monakaのお掃除日記」って題もその影響です。
持っていた還暦日記が今手元に亡くなっているのが、とても残念、同じような年になったのでもう一度読んでみよう。
blogの方では、小説「血族」「家族」と自分の身内の秘密をさらけ出す小説につづいて、氏の子息である山口 正介しの本は2冊ともよんですべてつながりのようで記事にした。
「ぼくの父はこうして死んだ 男性自身外伝」 新潮社 1996年
「江分利満家の崩壊」 新潮社 2012年
そんなん山口 瞳自身の本もこのblogに一つ取り上げたかったというのが、それも急に思いついたこと。
面白いのはこの本、単行本に未収録のエッセイを集めたもので、新潮社じゃなくて、河出書房新社から出ていて、2006年初版だから「衣食足りて」ってタイトルもだれがどうやってつけたのやら。