JAZZ最中

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絶対的なプラス TWELVE YEARS AGE / ANDRE CECCARELLI

2015-02-04 21:39:48 | 聞いてますCDおすすめ


アンドレ・セッカレリのアルバムはそんなに発売されるわけではありませんが、定期的にフランスのどこかから出ているように思います。
今回はペットがニコラス・フォルメルだし、ピアノがエリック・レニーニ、それにゲストも良いのでこれは良さそうな感じです。

1曲目、かろやかな2管で始まって、なんたってドラムスが正確、軽快です。テナー、ペットのソロは、現在進行のNYジャズじゃないけれど、タイトルも“TWELVE YEARS AGE ”だからこれはこれで良い。
レニーニのピアノ・ソロもカッコイイ、モダン・ジャズと呼ばれているころの感じです。
2曲目、ここでヴォーカルが登場、軽めな一寸ハスキーな男性です。3曲目もヴォーカル入り、Alex Ligertwoodとクレジットされていて、調べたらサンタナのところで歌っていた方だそうで、現在68才。メローな感じの歌、高いところが一寸厳しいかでも12年前から仲良く演っていたのでしょうね。
5曲目、レニーニのピアノで始まるファンキー・チューンはフォルメルのペット・ソロからフルート、トロンボーン、ピアノとソロ廻しがカッコイイ。
7曲目セッカレリの曲を3管のモダン、ここでもフォルメルからトロンボーンのソロとインスト曲。
聞き直しは一寸ヴォーカル入りを飛ばすとこれは悪いけれどとても良い。
そして最後の9曲目、O・ピーターソンのようなレニーニのブルース・ピアノで始まると、そこにボーカルが入ってくるのだけれどこれが良い。メローな感じは一寸つらいけれどブルースがカッコイイ。ここに1曲だけだけれどシルヴァン・リュックのブルース・ギター、大ブルース大会になってこれには大満足です。

途中ヴォーカル部分を飛ばしても、ちょっと我慢できないわけでもないからそれを聞いても、インスト曲(1,5,7)とこの最後の曲で差引絶対的なプラスです。

TWELVE YEARS AGE / ANDRE CECCARELLI

Andre Ceccarelli - drums
Thomas Bramerie - bass
Eric Legnini - piano
Alex Ligertwood - vocals
Nicolas Folmer - trumpet
Stephane Guillaume - saxophone, flute
Denis Leloup - trombone
Stefano di Battista - alto saxophone (#6)
Sylvain Luc - guitar (#9)
Minino Garay - percussion (#2)
Stephane Chausse - clarinets (#3,4)
Frederic Coudert - flutes (#3,4)

01. Magic Boltro (Legnini)
02. Spirit (Ligertwood-Baker)
03. Hold Me (Ligertwood-Baker)
04. Dolphins Whim (Folmer-Folmer)
05. Home Sweat Soul (Legnini)
06. Another Door (Ceccarelli-Ligertwood)
07. This Side Up (Ceccarelli)
08. Louisiana Colors (Ligertwood-Ecay)
09. Dangerous Mood (Ligertwood-Legnini-Ceccarelli-Bramerie-Luc)
コメント
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