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かなり長く列車にのる出張があったので、(3時間以上)ドクター・スリープは読み終わっているので文庫を探しに行った。
そんなにたくさんの本があるお店ではないなかで、選んだのがこれ、どうやら、ジェット・コースター・ストーリーらしい。
この前の作品が「ノンストップ!」と言うのだから狙いは明白。
3行目で恋人が死んでいるなんて反則みたいな始まりです。
その巻頭の部分
目を開けた瞬間、わかった。今日は悪い一日になる。部屋のなかは、息苦しさを覚えるほど蒸し暑い。頭はまるで、“スピード”でぶっ翔んだ小人が乗って、猛烈な勢いでダンスのステップを踏んでいるかのようだ。そして血・・・・・・血が、いたるところにある。枕につけた頬にも、何気なくおかれた腕の下にも、そのねっとりとした感触がある。最初の数秒は視野がぼやけていたが、昼間であることはわかった。
と言う、まるで記憶にない部屋でめざめると隣に3週間恋に落ちている女の首なし死体が、そして主人公タイラー殺人実行を示唆するDVDと脅迫、そこから全力疾走、一気読み確実の豪速サスペンスだそうです。
いや読み終わりました。もちろんほとんど一気読みです。366ページの本で残り40ページになるまで謎は深まるばかり、“バンパイア”と呼ばれる殺し屋がやたら殺すのだけれど、殺されえる人は耳から耳まで剃刀できられているのだけれど、一瞬で殺人を行って消えてします凄腕すぎる凄腕。
のこり40ページで謎をとくのはというか終わり方があっという間だから、まあ、ハイスピードで壁に激突したって感じでしょうか。
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映画をみているような楽しみ方ができて、それはそれで面白かったけれど、問題はこの帯、「手に汗にぎる3時間をお約束します」って私6時間以上かかってしまッた。本読むのに時間かかるとは思っているけれど、この3時間ってちょっと気落ちさせるな~。