
エレーナ・エケモフというピアニストのトリオ・アルバムを買ったことがなかったけれどいつもすごいリズム隊を従えているので凄い人なのか、よっぽどのお金持ちかとおもってたら、今度はカルテットでこちらも凄い組み合わせです。
ACTから出たトーレのアルバムと出会えないので、そして録音がレインボーだということで買ってみました。
暗い影が漂うような始まりは予想外でしたが、トーレらしい(当たり前か)音やアイゼンソンらしい節回しです。ピアノはクラシックの素養も感じる女性らしい音です。
あまり得意ではないアンデルセンでしたが、最近のECMのはきにいっているし、トーレがこれも落ち着いた自分のメロディを弾きだしている感じです。

写真をみれば、結構良いお年の集団、ドラムスにサンチェスをいれたり、ベースにリンダをいれたりとかそんなく驚きをねらわずに、オジサン、オバサンがいまだにその感性を保っているぜ的な、特に気をてらわずに一つ一つが演奏されます。




トーレが55才、アンデルセンが69才、クリステンセンが72才、エレーナは年が不明ですがまあ似た感じ、熟年、老年の感性は衰えないって事が一番感じいってしまいました。
1曲をのぞいてエレーナの曲、タイトルも短く随筆のような文がついていますが、ポエムとのこと、この分もジャケの絵もエレーナの作品、音楽ほどではないとおもうけれど、豊かな感性で生活しているのでしょうね。

EVERBLUE / Yelena ECKEMOFF
Yelena Eckemoff(piano)
Arild Andersen(double bass)
Tore Brunborg(saxophnnes)
Jon Christensen(drums)
2014 9-25,26 Reinbow Studio
1. Everblue
2. All things, Seen and Unseen
3. Waves & Shells
4. Skyline
5. Sea-Breeze
6. Prism
7. Man
8. Abyss
9. Ghost of the Dunes
10. Blue Lamp