ピーター・アースキンが保有するウエザー・リポートのライヴ音源がアルバムになるという噂を聞いて出るか出るかと待っているのだけれど以前出ないまま1年ぐらいたってしまったのではないだろうか。
ショップで時々チェックをいれていたら、ブートだろうけれど、ジャコとアースキンの入ったライブ・アルバムがあった。8.30を出した後ワールド・ツアーをしていた時期のもので、日本に来た2度のコンサートは(特に早い方の年のもの)は凄く興奮したのを覚えています。
このアルバムにはBOBBY THOMASがPERCUSSIONではいっているのでちょうど二つのコンサートの間の録音だと思います。
久しぶりにこのウエザーを鳴らしていると、オクサンはうるさいと言います、確かに録音バランスは良いとは言えないので解りますが、自分も見に行ったグループなのに、途中でやめて車で聞き直しています。
FM局で録音された音源だそうで、この時代のそれも大変良い時期のウエザーだったけれどこの後だんだんやきもきさせるグループになっていったのでした。
いまウエザーについて新たに語る必要はないけれど、実は持っていなかったアルバムをバーゲンで買いました。イン・トーキョー発売当時はLP時代だったから高くてかわなかったのだとおもいますが、いまさらながら買いました。
こちらはヴィトウスのウッド・ベースでこれが良い。8.30と比較すればこちらはジャズ、すごくインプロして今並べて聞くとこちらの方が新鮮な驚きがあります。
そう、ウエザーが出た時の驚きが、ライヴに再現されていてきちんと結成の音楽意図がライブに出ていて良い。
それで思ったのがタイムマシン。タイムマシンに乗って自分の生きた時代にもどるならばどちらのアルバムの時代にもどりたいか、バカなことを考えていますが、2枚ならべたらそんなことを思います。
さてどちらかというと、自分への影響と言う意味では8・30、頭で考えてもそちらなのですが、イン・トーキョー面白い度が今増しているような気がします。
8.30 LIVE / WEATHER REPORT
JOE ZAWINUL KEYBOARDS
WAYNE SHORTER TENOR&SOPRANO SAX
JACO PASTORIUS BASS GUTAR
PETAR ERSKINE DRUMS
BOBBY THOMAS PERCUSSION
1: 8.30
2: Madagascar
3: Three views of a secret
4: Port of entry
5: Dream clock
6: Fast city
7: Bass solo
8: Brown street