ロン・カーターをまず買わない。ケニー・バロンは欲しくなる。この二人結構一緒に演っているから困るけれど、買わない方が勝ってっていた。
ショップでみていたら、また二人が演っている新譜があってGERRY GIBBSがリーダーだけれど3人の名前の入ったThrasher Dream Trioというのがバンド名らしい。
どうしようかと思ったけれど、Jazz Interpretation OF R&B Classicsとあって、大好きな“ What's Going On ”や懐かしい“I Say A Little Prayer ”なんか演っているので買てみました。
私としては買うことが珍しいアルバム選択であります。
1曲目、スティーヴィーの“Too High”はCTIでジョー・ファレルもやっていて、同じベース・パターンの始まり、ああロン・カーターだとまずは思うけれど、その後は軽快なビートで悪くない。ケニー・バロンもやっぱり上手い。
2曲目の“What's Going On ”は予想に反してバイブの明るめなメロディでおどろく、ラリー・ゴールディングスがとてもジャージーなハモンドを入れます。ロン・カーターのウォーキングもこれはいい。
ロン・カーターだけれどおかげさまでボーイングも使わず、ウォーキング主体の4ビートに徹している感じでだから、こうゆうのには合っている。
でバンマスだろうゲーリー・ギブスと言う人は知らなかったけれど、テリー・ギブスの息子さんだそうです。コリエルやマイク・スターン、マッコイなんかと演奏していたみたいで一寸接点は希薄でした。、
変拍子とかポリリズムではなくてとてもオーソドックスに、きっちりとビートを刻みながら小技を見せる感じです。ガンガンひきつけるのではなく、ドラムスを楽しく聞いてください的、いっぱいやりながら楽しいジャズ感、この前の枝さん的なドラムスです。
職人みたいなところのあるバロンはこの前の渡辺貞夫のバンドではしっかりと弾いてくれたけれど、ここでは軽く、選曲がそうなっているからだけど、でも随所に流石のフレーズが挟まってこれも楽しめます。
ということで、こうゆうの結構好きという人が多いのかもしれません。私的にな忘れたころに(年1度ぐらい、テーブルののせると、なかなかいいじゃないと頭を使わずに思うアルバムとなります。
We're back / GERRY GIBBS
Gerry Gibbs - drums
Ron Carter - acoustic bass
Kenny Barron - acoustic piano
Warren Wolf - vibraphone
Larry Goldings - Hammond B3
Steve Wilson - saxophones
1. Too High
2. What's Going On
3. Where Is The Love
4. Reasons
5. Mighty Mighty
6. Betcha By Golly, Wow
7. My Cherie Amour
8. Creepin'
9. Fantasy
10. Living For The City / Overjoyed
11. Brazillian Rhyme
12. Runnin'
13. I Say A Little Prayer
14. Pick Up The Pieces
15. The Theme