JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ちょっと遠いけど CITIZEN / ARTYOM MANUKYAN

2015-12-17 21:55:26 | チェロ無難


本来ならばジャズのカテゴリーに入るのだろうけれど、チェロは分けてきいているから「チェロ無難」のカテゴリー入り、ショップでみていたら年の瀬に来てみつけたもの、チェロだから買いました。
メンバーにTigranやVahagniなんかが集まっているアルメニアつながりのアルバムです。

最近注目のチェリストだそうで、ギタリストのVahagni(デヴューアルバム「Short Story」は結構気に入っていた)のグループにも加わって新しいアルバムにもさんかしています。



これ記事にしてなかった。

Vahagniのアルバムもしうですが、基本がジャズだろうけれど、その根っこにはアルメニアがあって、ラップとかも、サンプリングもいれた最新NY仲間がたちもいてというアルバムにしあげているのはレーべルの色造りも関係あるのでしょうか。
ネットでチェロを演奏している絵がありますが、ピッキングを多くつかいながらも現代音楽も入ったテクニシャンだろうなと思います。

Tigranが入るとこれは一つサウンドに落ち着きがくわわるのがさすがで、その意味ここでのチェロはいい。
ただラップはどうもと思っているし、チェロのピッキングもまだほとんどやっていないし、届きそうなところはクラシックの小品ぐらいなので、どうもこれは届かないレベルで一寸遠い。(そういう意味では昨日のバロック・チェロも遠いけれど)

チェロをきちんと弾いている(失礼)もあるので、いろいろなチェロ・サウンドが詰まっているといえばいえるわけでジャズ・チェロはあまり聞いたことがないという人にはフーンと楽しいかもしれません。(この間の渡辺貞夫のところのジャキス・モレレンバウムとはまるで方向が違います。)



CITIZEN / ARTYOM MANUKYAN

Artyom Manukyan: cello
Vardan Ovsepian: piano, keyboards
Tim Lefebvres: bass
Jamire Williams: drums
Troy Zeigler: electronics
Gavin Salmon: drums (4,7,10)
Tigran Hamasyan: piano, keyboards (5,8)
Arto Tuncboyaciyan: percussion, vocals (1,5,7)
Ross Garren: harmonica, keyboards (3)
Mark De Clive-Lowe: rhodes, keyboards (9)
A.Chilla: rap (9), samples (2,5,7)
Vahagni: flamenco guitar, palmas (7)
Miguel Atwood-Ferguson: violin, viola (9)
Jessica Vautor: vocals (3)
Shahan Nercessian: rhodes (1)

1. Sailors Song
2. CityZen
3. Waltz For Maya
4. Dark Matters
5. 3 Mas Dub
6. Old new Home
7. Turgut To be True
8. Duet #1
9. All Yours
10. Words

コメント
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