
ショップにいったらマイク・ノックの新しいアルバム2枚と持っていない古いアルバムがあった。ちょうどその日は夜に弟子のハクエい・キムにあうのでというわけでもないけれど買って持って行った。
マイク・ノックのレーベル、FWM RECORDSからの5枚目で(ちなみに新しいのは5枚目でこれは来年まわし)かえってみたらここからのアルバムは全部買っているようです。
ニュージーランドのミュージシャン、テナーのRoger Maninsと言う人とのデュオ・アルバム。
このレーベル、当地のミュージシャンの育成目的じゃないかというところがあって、これ師匠の仕事となっているのでしょう。
1曲目やわらかなテナーをマイク・ノックが包むようなそんな雰囲気の演奏です。いつもよりリラックスした演奏、16曲を4時間で収録したそうで、そのうちの11曲、どのようにえらんだのか、こおいうのがプロの選曲なのでしょうか。“Tennessee Waltz”なんか臭くならずにスラッときかせえるのはさすがです。
ノックがテナーをいかに引き立てるかみたいに弾いているのはオーナーならではの余裕でしょうか。
尖がったところな最後までなくて、とても気楽な感じで、何の気なしに流れているといいかもしれません。
そう、普段の時間に流れているのを作ったのでしょうね。

TWO-OUT MIKE NOCK ROGER MANINS
Mike Nock(p)
Roger Manins(ts)
Recorded Jan 27th, 2015 at Verbrugghen Hall, Sydney
1.Falling in Love with Love
2.Black and Blue
3.Its the Talk of the Town
4.Can't We be Friends?
5.We'll be Together Again
6.It ain't Necessarily so
7.Tennessee Waltz
8.Isfahan
9.I Let a Song Go Out of My Heart
10.Sweet and Lovely
11.Golden Earrings