おじゃまするblogで大変誉めてられていて、その内容でとて聴きたくなり拾ってきました。
ドラムスのBrian Blade以外なじみのない人たちばかりですが、愉しみです。
1曲目、いかにもオープニングの雰囲気は、静かに大地の視界が開けていくようにはじまります。
2曲目直線的なギターソロの後、テナーがスピリチュアルに吠え出すと、バックのBrian Bladeがドシャーンと叩いて何とも気持ちが良い。
カントリーロックみたいな3曲目の後のタイトル曲“Season Of Changes ”はJon Cowherdの曲で2曲目といい、とてもしっかりしたアレンジです。インリズムになった後、ピアノとドラムスなどのリズムが一体となるとそこでのKurt Rosenwinkelのギターソロラインがそこにぴったりとはまります。
ギターラインが、広がる大地の彼方に稲妻が走っているような感じです。
6曲目はロックみたいでこれはこれでたのしいみます。
7曲目からのバスクラはこの大地で生きてきたネイティブの祈りのようにこだまします。
9曲目再びアルトのスピリチュアルな叫びとなって幕を閉じました。
ちょっと残念なのは、リードの音は細かく採っているのにベースがくぐもった音ではっきりしていない事とピアノもかなり重要な部分を弾いているのに、音的に目立たない点です。
ただグループとしてのサウンドはしっかりと洗練されたもので、ネイティブの思いを表したようなアルバムは、ただJAZZ技術がどうのというよりか、とても清清しい大地にいるような一枚でした。
Season of Changes / Brian blade
Brian Blade(ds)
Myron Walden(as,bcl)
Melvin Butler(ts)
Kurt Rosenwinkel(g)
Jon Cowherd(p,pump-org,synth,key)
Chris Thomas(b)
1 Rubylou's Lullaby
2 Return Of The Prodigal Son
3 Stoner Hill
4 Season Of Changes
5 Most Precious One
6 Most Precious One(Prodigy)
7 Improvisation(Jon Cowherd & Myron Walden)
8 Alpha And Omega
9 Omni
といっても私の感じ方が変わっただけなのかもしれませんが(苦笑)
monakaさんがお書きになっているように、確かにいろんな情景が目に浮かんでくるようなサウンドですね。
ドラムスのことはあまりわかりませんが、リーダーでバックにいながらサウンドをコントロールするの大変だと感心します。
Jon Cowherdが目立たないのに効いていますね。
TBありがとうございました。
「ネイティブの祈り」というmonakaさんの表現は言い得て妙という感じです。
いずれにしてもBrian Bladeは買って間違いなしと思わせるミュージシャンの一人です。こちらからもTBさせて頂きます。
Bladeのことは良く知りませんでしたが、中年狂さんの言うように、まさに音楽の枠を超える演奏が聴きたかったので大変満足しました。
夏休みの宿題の為に。(笑)
山頂付近でお天気が急変して、雷がなりはじめました。
雷、地面を横に這うのです。
綺麗だけど、怖かったあ。鮮明に記憶に残っています。
カートのギターソロは、このイメージにピッタリかもです。
カートのギターが稲妻みたいはいいですが、実際事故が起こらなくて良かったですね。
音楽で体験したいものです。
なので、この盤の購入をずっと躊躇していたのですが..。
結果、「遅まきながら買って/聴けて良かったと思ったのでありました」
TBさせていただきます。
私はFELLOWSHIPを聴いたことがなくblogを読んでひろいました。
なんかそれぞれの人が良い持ち味をだしていますね。