JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

マルタのやさしい刺繍とHereafter

2013-08-05 22:20:18 | 映画
オクサンが手伝いに実家に帰るので、一人の時がおおくなり結構DVDを借りてきてみている。
この頃では1本100円の少し古くなったものを選ぶけれど、一人の時はオクサンが絶対見ないSFとかアクションが多くなる。
人造臓器をローンで販売して、ローンが不払いになるとその臓器を回収するレポマンを描いた映画「レポ・ゼッスション・メン」というのを見たけれどグロテスクなシーンに途中でやめている。でも主演がジュード・ロウなので今夜あたり続きは見るだろう。

オクサンがいたおとといは、これはオクサンのために借りた「マルタのやさしい刺繍」という映画、伴侶に先立たれた80歳のマルタが昔の夢ランジェリーの店を開く話だけれど、このマルタ自体はいいのだけれど、出てくる男がステレオ・タイプであほに描かれ過ぎてそこがいまいち。



そしてこれは私が見たくて借りたけれどオクサンも一緒にみたイースト・ウッドの映画「Hereafter」。来世はあるのかという昔はかなり本もよんだ好きなテーマだったので借りたわけで、津波にのまれて臨死体験をした女性ニュース・キャスターと、死後の世界と交信できる男と、一卵性の兄弟が事故で死んだ少年の不思議なつながりの話でした。



オクサンも結構面白かったというので一安心だけれど、この記事を書いたのは別の理由、それはこの映画の音楽が凄くよかったということを残したかった。

ピアノがとても静かに流れたり、アコギややわらかいエレキ・ギターの曲が凄く美しい、彷徨う心、求める心の画面を引き立てた音楽でした。
音楽を書いたのは、クリント・イーストウッド、ジャズも演るひとなので音楽をとても大切にしたことが解ります。
サントラはでていないけれど、ダウンロードはあるみたい。ピアノとギター誰が弾いているかはいろいろ見たけれど解りませんでした。

そしてオクサンのいない夜「レポ・ゼッション・メン」も見終わりました。」




もなかなしさが始まる1時間後からは面白くなって、みていて思い浮かんだ言葉は“悲しいブレード・ランナー”ちょっと見間違えると間違っちゃうけれどなんとも寂しい終わりかた。
作られたレプリカと自分からなる人造の身体、同じような寂しさがあるのに、より現実味帯びた新しいほうがえげつなく悲しい結論なのは時代でしょうか。

ということで3本もちろん上から見るか、下から見るかどちらかを選ぶとよいでしょう。


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