JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

混ざり方のセンス BARRIO DEL CARMEN / ALEX CONDE

2013-07-29 21:36:52 | 聞いてますCDおすすめ


タンゴとかスパニシュが入った曲調が好きなので、ピアノ・フラメンコとあるアルバムはまるで知らないけれど買ってみた。
1曲目、ピアノの落ち着いたメロディにナイロン弦と手拍子が加わってくる始まり、ピアノが主役とめずらしいけれど、確かにフラメンコです。
2曲目は弦楽も入った演奏。
4曲目グラナダスの“アンダルーサ”という有名な旋律、私グラナダという曲名だと思っていた。知った曲なのでピアノの流れが美しく上手いと思う。ベース・ソロはジャズと同じで、そうするとピアノがインプロを始めるので、ここにきてこのアルバムかなりいいとなる。
5曲目哀愁あるテーマは美しく、もうこれはアンダルシアの風が吹いているよう。このピアニスト大変センスが良いと思う。
7曲目、エレベとピアノのユニゾン、高速エレべがメチャクチャカッコ良いけれど、このアルバム実はCAの録音だから、ミュージシャンには事欠かないのだあろうな。
このピアニスト、1981年スペイン生まれだけれど、バークレーの奨学を受けた人だそうです。
クレジットをチェックしてみるとアリャ知っている写真がある。



なんと4曲目でウッド・ベースでソロを弾いているのは「新し友達」にしようとしたAaron Germanでした。なお面白いのは良くお邪魔するblog「NetHeroの今は昔」というサイトで、このAaron Germanの今がリポートされていました。今どうしているのかななどと考えていると、こうやってばったりということがJAZZに関しては良く起こるのです。
カッコイイ、エレベはSean Kupiszという人で、フラメンコ系が多いみたいです。

このアルバムそんなことが解ってどんどん好きになるし、ピアノのフラメンコとその他の音楽の混ざり方のセンスが素晴らしい。
フラメンコを好きな人はジャズを、ポピュラー・ミュージックを好きな方は良質なポップを、ジャズの好きな人は素敵なピアノと出会えるアルバムです。

BARRIO DEL CARMEN / ALEX CONDE

Alex Conde: Piano/Compositions
Kina Mendez: CanteJose
Cortes: CanteJose
Luis Rodriguez: GuitarGabriel
Navia: Guitar
Fanny Ara, Melissa Cruz & Nino de los
Reyes: Palmas
Sean Kupisz, Sascha Jacobsen and Aaron Germain: Bass
Keita Ogawa: Percussion
Tregar Otton: Violin I, II and Viola
Joe Hebert: Cello
Sudhi Rajagopal: Tabla
Collin Douglas: Drums
BataMike Olmos and Jason Palmer: Trumpet


1. Vas Diciendole a La Gente
2. Barrio Del Carmen
3. Santa Fe
4. Andaluza
5. Plaza De La Virgen
6. Improvisacion/Taranta
7. Callejon Del Silencio
8. El Puerto
9. Palabritas De Amores

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 真夏の夜のJAZZ~渡辺貞... | トップ | ちょっといい »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (NetHero)
2013-07-30 04:10:04
monakaさん、ブログ中でTBされているのに、再度TBをしてしまいました。
不慣れですみません。
返信する
二重がいい (monaka)
2013-07-30 21:18:05
HetHeroさん、こんにちはmonakaです。
ご返信ありがとうございました。
重なりましたか、二重にあることとてもうれしく思っています。
これからもよろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿

聞いてますCDおすすめ」カテゴリの最新記事