JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

指三本の色ほどには / Kurt ribak trio

2008-01-21 21:17:55 | 聞いたけどCDどちらでも


メンバーがどのような人たちかもまるで知りませんが、どこかで褒めているのをみて拾いました。ジャケットのセンスいまいちで、南米あたりの地域色が強いグループとおもいましたら、アメリカ、カルフォルニアの録音でした。
リーダーはベーシストKurt ribakという人で、ジャケットの写真から判断するとベースを寝かせて、指ではじくタイプのベーシストでないでしょうか。
1曲目ピアノがソウルフルに弾くバックのベースは単音をしっかり鳴らすタイプです。
2曲目もラテンタッチなピアノをリズム楽器としてのベースがバックしている感じです。ラテンタッチが好きな人向きですが、まあこの程度のラテンピアノではあまり驚かなくなっているのでちょっと残念です。
3曲目はとても軽いタッチのスウイング曲、ピアノも軽やかですし、4ビートも気持ちの良い曲です。
4曲目もラテンタッチですが、ムーディーなテーマ悪くないです。ベースをR・ブラウン調に考えて、ピアノはバリー・ハリスみたい、ドラムスはあまり思い浮かびません。結構古いタイプのドラムスで、そこがちょっと面白くありません。
5曲目は内省的な曲で、かなりいい演奏、最初聴いた時よりか、聴くほどに練れているグループの味がわかってきて、なかなかよい感じです。
ただこのベースのソロ、メロディアスに弾くには無理な感じで、男臭さを売るというか、一つの音の強さを売るタイプでちょっと好みと外れます。
6曲目もラテンタッチなポップな曲で、ライト・グルービー・ジャズ・ピアノという感じは軽く聴くにはいいと思います。
リーダーがベーシストで、ついつい期待以上を望んでしまっていますが、これでいいのかと思ったり、これでいいのだと思ったり、あまり頭を使わないほうがいいアルバムかも知れません。
最後はちょっとモンクみたいなハーモニーが流れるいい曲です。
あまり、目だった凄い点はありませんが、結構ピアノとベースは凄いと思います。ドラムスはいまいでしたら、次作で変わっていました。
聴けばいいところが沢山あるし、でもこの程度の奏者は沢山いるし、と思うとちょっとジャケットの指3本で表現するほどまではと思うアルバムでした。

Kurt ribak trio

Kurt Ribak bass
Greg Sankovich piano
Tim Solook drums


1 Finally Home
2 Pseudoafrocubanismo
3 Swayin' In The Breeze
4 Bolero Amargo
5 Obsessions
6 Roy
7 The Munsters Have Martinis






コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お父さん素敵 ? Communica... | トップ | デビュー盤からキラキラ sph... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (池田晴子 ブログスカウト事務局)
2008-01-23 14:00:12
はじめまして。私は「ブログスカウト」の池田と申します。
ブログを拝見し、コメントさせていただいております。

現在、ある洋楽ミュージシャンについて、
記事を掲載いただける人気ブロガーさんを探しています。

ブログを拝見し、洋楽関係の
コンテンツがとても充実していると感じました。

是非ミュージシャンンの盛り上げにご協力いただきたいと思い、
コメントさせていただきました。

少しでも興味がございましたら、
詳細をメールでご説明させていただきますので、
ぜひこちらまでご連絡ください。
※ご協力いただいた際には、謝礼をご用意させていただきます

 ⇒ blog.scout@media.writeup.co.jp

今回このような形でコメントを書込みましたことをお許しください。
こちらのブログにふさわしくないようでしたら、
お手数ですが削除していただきますようお願いいたします。

 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-18-3 フジビル37 3F
 株式会社ライトアップ 池田晴子
 URL:http://www.writeup.co.jp/
返信する

コメントを投稿

聞いたけどCDどちらでも」カテゴリの最新記事