記事にしていないアルバムがけっこうある。ほとんど毎日記事を書いていたころなら、必ず書いただろうアルバムを置いてある。いいと思っても、ちょっと億劫に思っているうちに時間が経ってしまった。
ネットで見ていてこれは良さそうと感じて注文して、あたりのアルバム。
リズム隊のほうは知っているけれど、Kevin Haysの方はあまり付き合いがなかった。
Kevin Hays持っていないかというとそではなく、2016年録音のNEW DAY TRIOという名前のトリオでの「NORTH」というアルバムは持っていた。しかし記事にしていないから深い印象がのこっていない。
メルドーと演ったアルバムはよかった覚えがある。実力がしっかりとありということは違いない。
1曲目ケヴィンのオリジナルは落ち着いた、バラッドで、そこにリズム隊がいい塩梅でサポートしている。
今回のアルバム、とにかくリズムとピアノがぴったりと音楽をつくりあげているという一体感、相性がすばらしい。
2曲目、3曲目と派手にするのでなく、上質な文章がつづられていくような気持ちよさが漂う。
4曲目ジョン&ポールの”With a Little Help from My Friends”もちょっとキース的な手癖みたいなところをかんじで、結構好きだ。
5曲目のオリジナルも派手ではないけれど、歌心がかんじられる。
とても知性を感じるピアノを弾いていて好みだった。
たまたまという感じで注文したけれど、いいのでとても徳をしたという感じがした。もっと売れてもいいな。
Bridges / HAYS STREET HART
Kevin Hays (p)
Ben Street (b)
Billy Hart (ds)
2023年作品
1. Butterfly
2. Capricorn
3. Song for Peace
4. With a Little Help from My Friends
5. Row Row Row
6. Throughout
7. Irah
8. Bridges (Travessia)
リンクさせてください(↓)
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-600155.html
今後はこちらのお名前ですか。
地味なアルバムと派手なアルバム、永いスパンでの再生の数、同じようなものになるような気がします。