LABEL BLEUというレーベルはちょっと小難しいアルバムが多く感じますが、時にこれは良いと思うアルバムがあります。
リーダーのJULIEN LOURAUという人は知りませんが、HENRI TEXIRが4曲ベースを弾いているし、ピアノは6曲BOJAN Zなので拾いました。
1曲目ガシッと太いテナーの音で、しかし曲はわかりやすい、ちょっと哀愁の漂うメロディーです。
リーダーのJULIENのオリジナルが8曲で、リズムがちょっとラテン系の感じで、その上にリーダーのサックスがメロディをしっかりつけていく作りです。
3曲目FRED CHIFFOLEAUという人のベース音が結構良いし、BOJAN Zのピアノソロはもちろん良い。フルートが入っているけど、MALIK MEZZADRIが吹いているというクレジットはありません。
4曲目はスペインのトラッド、これがC・ヘイデンのリベレーション・オーケストラの第五連隊の歌にとてもよく似ています。テナーが太く吹けば哀愁の満ちた世界、途中からフルートも入るのは別の曲で吹いているMALIKが吹いているのでしょうか。ここでピアノを弾いているGERARDO DI GIUSTO(ヘラルド・ディ・ヒウスト)はアルゼンチン生まれのピアニストで、2007年横浜JAZZプロムナードの赤レンガ“GAIA CUATRO”の一員として会っていました。
LABEL BLEUというレーベルは、全く知らない人で、これはおもしろいと思うアルバムがありますが、時にどちらでもいいやと思うアルバムも確立として多いのです。
知らない人が多いので(私だけですが)ちょっと爆弾を拾うようですが、このJULIENのアルバムは、以外とすんなりとオーソドックスに聴く事が出きる、思ったよりもスムースで、その真ん中ぐらいでちょっと拍子がぬけたけど、いいアルバムです。
THE RISE / JULIEN LOURAU
JULIEN LOURAU SAXOPHONES
ARI HOENIG DRUMS/BATTERIE
BOJAN ZULFIKARPASIC PIANO
HENRI TEXIER BASS
MININO GARAY DRUMS
CARLOS BUSHINI BABY BASS
GERARDO DI GIUSTO PIANO
GUSTAVO OVALLES CONGA,BATA DRUMS,PERCUSSION
ELVITA DELGADO VOCAL/CHAT
KRASSEN LUTZKANOV KAVAL
MALIK MEZZADRI FULUTE
FRED CHIFFOLEAU BASS
MAXIME ZAMPIERI DRUMS/BATTERIE
1 The Saloon (life Is Just A Game)
2 Ginger Bread
3 Bulkamer
4 Anda, Jaleo
5 Tu Mi Turbi (intro)
6 Tu Mi Turbi
7 Kenyatta
8 The Rise
9 El Gato Porteno
10 Contigo Distancia
11 Hulio's Blues
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