白鳥の研究と言っても、鳥類の白鳥を研究するわけではない。
9年前から楽器のチェロを始めている。月に2回ぐらいレッスンを受けていて。スズキ・メソッドの課題曲を順番にに進んできた。(それ以外にエチュードがある。)
それが第1巻から5巻が終わり(最後の曲に8ヵ月もかかった)、6巻に入る。その1曲目がサン・サアーンスの”白鳥”になる。
実はコロナで中断していたが、師匠の弟子たちの発表会をすることが昨年末に決まった。演奏曲を急遽決めることになって、丁度”白鳥”やるから、「”白鳥”やりますか」になった。
チェロの、発表会になると誰か一人は”白鳥”を演奏するということがあるけれど、今回は私がそれを引き当てた。(monakaでいいのかということは忘れておく)
そこで発表会にむけれ、”白鳥”をちょっと研究しておこうともう。
サン=サーンスの「白鳥」はクラシック音楽の中で非常に有名で、美しい作品だ。特にチェロで演奏されることが多い。
まずは宮田大チャンが演奏する”白鳥”を聴いてみて下さい。
チェロで「白鳥」を演奏する理由についてチャト・GTPでこのように説明されている。
美しいメロディー:「白鳥」は、サン=サーンスの『動物の謝肉祭』という組曲の一部であり、その中でも特に美しいメロディーで知られています。この曲は、優美で感動的な旋律が豊かに展開されており、聴衆に感情的な共感を呼び起こすことができます。チェリストは、その美しい旋律をチェロの音色で表現することに喜びを感じるでしょう。
チェロに適した楽曲:「白鳥」は、チェロにとって非常に適した楽曲であり、チェロの音色と特性を最大限に活かすことができます。この曲は、チェロの豊かな音域を利用して幅広い音楽的表現が可能であるため、多くのチェリストが愛用する曲の一つです。
チャレンジングな技巧:一部の箇所では、チェロ奏者にとって技巧的な挑戦があります。高度なテクニックが要求されるため、チェリストたちは自身の演奏スキルを向上させ、技術的な成長を追求するためにこの曲を選ぶことがあります。
感情的な表現:「白鳥」は感情的な深さを持っており、演奏者は音楽を通じて感情を表現し、聴衆に感動を伝えることができます。チェロの音色はしばしば情熱的で感傷的な要素を引き立てるのに適しており、演奏者はこれらの要素を表現するためにこの曲を選ぶことがあります。
総括すると、チェリストがサン=サーンスの「白鳥」を演奏する理由は、その美しい旋律、チェロに適した楽曲、技巧的な挑戦、感情的な表現の機会を求めるためです。この曲はクラシック音楽の愛好家や聴衆にとっても魅力的であり、その美しさと感動的な性格から多くの演奏家によって愛されています。
ASTA(全米弦楽器指導者協会)の 難易度別レパートリー表(syllabus;シラバス)というのがあって、初心者からプロレベルまで13段階に分けて、教本、無伴奏曲、ソナタ、 コンチェルト、小品など、それぞれ主なものがリストアップされています。
http://www.cello.org/Libraries/references/syllabus.html
これによると、小品(SHOW PIECES & SHORTER COMPOSITIONS)では、バッハ「アリオーソ」、フォーレ「シシリエンヌ」などがグレード7、サン・サーンス「白鳥」、フォーレ「夢のあとに」などがグレード8、ラフマニノフ「ヴォーカリーズ」、などがグレード9となっています。
ラフマニノフの「ヴォーカリーズ」は演奏会で演ったことがあるので、レベルが一つ上なら今回はなんとかなるかもしれません。
大分長くなってしまったので、今後いくつかに分けて研究していきます。
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