JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ちょっと解らないところが  ENCORE / DAVID GARRETT

2008-12-19 21:40:14 | その他


オクサンはバイオリンが好きで、それもこのDavid Garrettがお気に入り、ドイツに行きたいなどと言います。
アルバムが欲しいといっていましたが、今日2枚仕入れてきたみたいです。
失敗したと言うので、どうしたかと思ったら、ジャケットが違うのに持っている1枚と同じだそうです。
「そんなこと、よくあるよ。」(余裕です。)
もう一枚は新しいアルバムだそうです。
この演奏にオクサンが「アハッン」と言っても驚きません、私だって
ハクエイに「アハッン」とは言いわないか。
アルバムは全17曲、セミクラシックとクラシックコンサートの間に演奏するようなPOPで出来たアルバムです。
バックがオケで曲によってはドラムスが激しかったり、バイオリンの魅力が少し薄れているように感じますが、奏者の魅力とアレンジは今風で悪くはありません。
クレジットをみればJames Genusなんて名前もあります。6曲目ブラームスの「ハンガリアン舞曲」で軽快なリズムを刻んでいるようです。
1つだけ解らない事があります。輸入のCDのようですが、価格が3,790円です。
何故こんなに高いのでしょうか。
私、こんなに単価の高いCDを買ったことがありません。話題のポリカーボ仕様というわけでもないし、何故なのでしょう。
このイケメンの魅力で高く売っている、ということはまさかないでしょうね。
ウチのオクサンをたぶらかしてないでしょうね。

ENCORE / DAVID GARRETT

1 Smooth Criminal
2 Who Wants To Live Forever
3 Clair de lune
4 He's A Pirate
5 Summertime
6 Brahms Hungarian Dance No. 5
7 Chelsea Girl
8 Summer
9 O mio babbino caro
10 Air
11 Thunderstruck
12 New Day
13 Ain't No Sunshine
14 Rock Prelude
15 Winter Lullaby
16 Zorba's Dance
17 You Raise Me Up


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伝承IMPRESSIONS INTHE BARTOK MUSIC HOUSE/Trio Olamar

2008-12-18 20:55:04 | 聞いてますCDおすすめ


トリオ・アコーステックというベルギーのグループが今、活動しているのか知りませんが2007年録音の「GIANT STEPS」というとてもお買い得なアルバムをタパス・レコードから提供してくれたばかりです。
評価が随分ばらつきましたが、私はとても音、選曲、演奏と良いアルバムだと思っています。
そのトリオのピアノZoltan Olah、ベースのPeter Olah兄弟がドラムスのGyorgy Martonosiが作曲したバルトークへのトリビュート作品に付き合ったプロジェクトです。
しっかりとした音楽構想があり、素晴らしいセットに仕上がっています。
1曲目はタイトルにもなっている“Impression in The Bartok Music House”幾つかのパートに分かれた演奏です。
まず不思議な管の旋律からはじまります。
テリンコーというモルドヴァ地方に見られる指孔の無い縦笛で、息の強さで倍音列による音階を奏でるそうですが、これは不思議な存在で、ベルギーならではのゲストにかんじます。
すぐにピアノの演奏にはいりますが、いきなり即興に様な演奏で、フレーズを積み重ねていきます。
次のパートは、スカボロ・フェアみたいな牧歌的なテーマから力強いピアノ、あふれ出るフレーズに翻弄されるような、ピアノフレーズ集のようです。最後のパートのドラムスのソロは安定した、構成者の趣です。
2曲目は小川のような鈴や小鳥の鳴き声みたいな音から始まるいかにも曲名“Norwegian Forest”のような美しい曲。
3曲目は例の管楽器からはじまりますが、これって相撲の呼び出しみたいな役割に感じてしまいます。
呼び出しが済むと緩やかなハーモニーのつながりの中から、そこにに隠された見事なフレーズを探し出していくように進みます。ベースソロもここにきて見事です。
4曲目はオリエンタル風の管のメロディからタブラが入り、ピアノのメロディも中近東風、シタールみたいな音が加わります。
5曲目はヨーロッパに戻った感じ始まると、一瞬A列車が走ります。
このTrio OlamarのアルバムはドラムスのGyorgy Martonosiがプロデュースし、作曲していますので、そちらの色が強いのですが、アレンジはゾルタンがしていて、ピアノがリーダーのようになっています。
トリオ・アコーステックがスタンダードなどのメロディを強烈に弾ききる感じですが、こちらはオリジナルの民族性を強調して質は似ていますが、が逆に耽美的です。
ベルギーの古くからある伝承が語り継がれていくような、秘めた美しさが見え隠れするイメージでそんなことを考えていたら、お皿に印刷されている写真が艶かしくかぶさってきました。

フレーズの洪水みたいに感じますが、ちょっと荒っぽいし、それを差し引いても薦める事が出きるとおもうのですが、ちょっと人の意見も聞いてみたくなりました。
プロのジャズ・ピアニストでとても実力のある人を知っているので感想を聞きました。

「かなりゴツいピアノでびっくりしましたが仰るとおりアイデアは豊富ですね。
スイングしてるときの左手がラウドなのが僕の個人的な好みからは反れますがボサノバ風の曲や3拍子の曲ではそれもコントロールされていて共感できました。 やはりタッチは命ですから。」

なるほど、さすがプロ、明解でした。









IMPRESSIONS INTHE BARTOK MUSIC HOUSE / Trio Olamar

Zoltan Olah(p)
Peter Olah(b)
Gyorgy Martonosi(ds,per)
special guest:
Edina Szirtes(tilinko)

1.Impression in The Bartok Music House
part1 Hunyadi Street 50
part2-3 Hungarian Collections
2.Norwegian Forest
3.The Carpathian Mountains
4.Sadi Okba
5.The Last Years
2008年作品
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フラッ  SUGAR CANE'S GOT THE BLUES / DON HARRIS

2008-12-17 21:19:43 | 聞いたけどCDどちらでも


1971年の録音で、MPSで、このジャケット、メンバーを見るても、大体の内容は想像できます。ついフラッと買ってしまいました。
夜店のたこ焼きが食べてみた~いとか、緑色のジンライムを飲みながら頭をフリフリ音楽聴きた~いとか、味噌汁に焼き海苔とラー油をたっぷり入れてみた~いとか、間がさした様なことを考えることがあります。
まずしませんが、これがアルバムの場合フラッとすることがあるのです。
このアルバムまずリーダーのシュガーケイン・ハリスは知りません。エレクトリック・バイオリンとボーカルですが、ドンとデューイというR&Bのバンドの片割れだそうです。フランク・ザッパのところで演奏していたといわれると少しわかります。
続くエレキの二人はしっています。テリエ・リピダルは結構すきでフラッといつもしていますが、このアルバムでは3曲目だけでECMと違ってちょっとサウンドが違います。
ヴォルカー・クリューゲルはデイブ・パイク・セットで面白かったので、フラッときてリーダーアルバムを買ってしまいました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20080327
ウルフガング・ダウナーは知っていますがフラッとはきません。
後の二方ネヴィル・ホワイトヘッド、ロバート・ワイアットは知りませんがグループ名、ソフトマシーンは聴いたことがあります。
ギンギンのロックバイオリンに、パストリアス出現前のブンブンエレベが聴きたくて、そして“Song for My Father ”なんか演奏しているので間がさしました。
ベルリンジャズフェスティバルのコンサートの模様のようです。
1曲目からかなりテンションがたかいのですが、1971年の頭までは戻ることができません。
2曲目のブルース、ブルースのロック調が面白いし、3曲目“Song for My Father”は今でもクラブでは当たり曲ではないでしょうか。(知らないけど)
4曲目はこの時代の流れ、ミュージカル「ヘアー」に出てくるような曲。
結構想像通りの内容で、納得はいくし楽しめました。当時の音楽活動が世の中を変えていけるのではと思う勢い、少し雑でも没頭することで押し切ってしまう明解さ、大きなレーベルがそれを後押ししている面白い時代でした。
でもその時代に戻れるわけではないので、それを選ぶことのやましいような、間がさした後にくるむなしさの気配をもわずかに感じてしまいました。

SUGAR CANE'S GOT THE BLUES / DON HARRIS

Don Sugar Cane Harris(vln)
Volker Kriegel(g)
Terje Rypdal(g)
Wolfgang Dauner(kbd)
Neville Whitehead(b)
Robert Wyatt(ds)


1. Liz Pineapple Wonderful
2. Sugar Cane's Got the Blues
3. Song for My Father
4. Where's My Sunshine


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トリオの本領 OUT OF TRACK / GIOVANNI MIRABASSI

2008-12-16 21:24:17 | 聞いてますCDおすすめ


GIOVANNI MIRABASSIを聴いているようで、あまり聴いていない。多分持っているアルバムも「Dal Vivo」ぐらいだと思う。

http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070125
とても評判もいいのに、このような間みたいなあるのですね。多分似たイメージのジャケの澤野工房のそんな部分かもしれません。
今回はビデオアーツに移ってちょっと演奏も変わったのでないでしょうか。

1曲目ピアノのテーマはもちろん良いけど、途中のジャンルカ・レンジのベースソロが太い音で、初めて聴くと思うけどこれが良い。
3曲目哀愁あるフレンチな曲と思ったら、ピアソラが書いたフランス映画の挿入歌、雰囲気たっぷりでこれも良い。
4曲目のちょっと変わったアレンジの“アローン・トゥギャザー”ベースソロがここでもカッコいい。
7曲目は“ズーム”というオリジナル、この曲がまたカッコイイ、芯の通った太いベースの4ビートが、JAZZの素敵な所、低音がしっかりと支えているところを聴かせてくれます。
10曲目から11曲目はピアノソロで11曲目モリコーネの曲は今年の中でもかなり良い曲、そして12曲目は雰囲気が変わるけれど、とても哀愁のあるタンゴ調の曲、この11曲目12曲目は参りました。

このアルバムもちろんミラバッシの音が良い、シャープなのにしっとりとした艶やかな音色です。そしてフレーズが生き生きとしていてミラバッシの思いが伝わってきます。これはフェバリットを選んだ美しい選曲が効いていているからだとおもいます。
もう1つベースとドラムスがピアノと同じくらい重要な役割を果たしピアノトリオという形態の一番高いところに演奏をキープさせています。

来年3月にはブルーノートに来るみたいですが、楽しみです。

OUT OF TRACK / GIOVANNI MIRABASSI

GIOVANNI MIRABASSI(P)
GIANLUCA RENZI(B)
LEON PARKER(DS)

1 ディア・オールド・ストックホルム(トラディショナル)
2 ピエラヌンツィ(ジョバンニ・ミラバッシ)
3 南へ帰ろう(アストル・ピアソラ)
4 アローン・トゥギャザー(ハワード・ディーツ&アーサー・シュワルツ)
5 ル・シャンテ・デ・パルチザン(ジョゼフ・ケッセル&アナ・マーリー)
6 ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス(コール・ポーター)
7 ズーム(ジョバンニ・ミラバッシ)
8 インプレションズ(ジョン・コルトレーン)
9 スーヴェニア・スーヴェニア(ジョバンニ・ミラバッシ)
10 ヒア・ズ・トゥー・ユー・イントロ(ジョバンニ・ミラバッシ)
11 ヒアズ・トゥ・ユー(ジョーン・バエズ/エンニオ・モリコーネ)
12 コンヴィテ・パラ・ヴィーダ(アントニオ・ピント&エド・コルテス)
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今日は正しいお掃除日記  哀愁のヨーロッパ / EUROPEAN JAZZ TRIO

2008-12-14 16:53:06 | 聞いてますCDいいと思う


昨日仙台から生牡蠣を送っていただきました。生とフライにしていただきました。
母親は食事を作ってくれるところに住んでいますが、生の牡蠣は食事に出るはずはないし、しばらく食べていないだろうから、鍋の準備もして出かけました。
我が家から車で1時間ぐらいかかるところに住んでいるので、行く途中聴いてたのがこのアルバム、5枚で1,000円で借りたものです。
ジェシ・ヴァン・ルーラーってほとんど聴いたことなかった(もぐりのJAZZファンみたい)けどいいじゃんとか、どんな基準で選曲したんだろうかと考えたり、ヨーロピアン・ジャズ・トリオを聴いて、つまらないジャズだと思わないのは、ベースのフランス・ホーヴァンがしっかりジャズしているからだと考えたり、最後の曲が“この素晴らしき世界”はちょっと合わないななどと思っていると着きました。

膝がかなりだめになっていてあまり動けないので、まずは年末の掃除をします。網戸と窓を洗って、棚を拭いて、一部屋みたいなものなので掃除機をかけて終了です。
生牡蠣とお鍋を大変喜んでくれたので、今日は正しく孝行できました。
母親の住んでいるところの廊下にもクリスマスがきていました。




哀愁のヨーロッパ / ヨーロピアン・ジャズ・トリオ

          Marc van Roon piano
Frans van der Hoeven bass
Roy Dackus drums
Jesse van Ruller guitar 1,5,7,10

1 哀愁のヨーロッパ
2 白と黒の肖像
3 マリア
4 サンキュー・フォー・ザ・ミュージック
5 アランフェス協奏曲
6 青春の光と影
7 フェイズ・ダンス
8 愛を伝えて
9 ブラック・バード
10 ティアーズ・イン・ヘヴン
11 小さな願い
12 この素晴らしき世界
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力もらいます monakaのお掃除日記 THE MAGNIFICENT T・JONES

2008-12-13 18:50:30 | その他


小さい頃から暮れの大掃除というのは課せられたようなところがありました。
やらなければいけないと思うことを始めてしまうのです。
でも、ため息だ出るような感じで、何故年末なんだという言葉がいつもでます。
そんな中、音楽好きな私は聴く音楽をまず選び、それを聴きながら仕事をすることで力を得ているのでした。
このblogを始めて3年目の年末ですが、そのたびにmonakaのお掃除日記というバカな記事を書いてきました。それも音楽とセットで力を与えてもらいました。
音楽選びも傾向があったみたいで、今年12/8のキタ~~は少し選んだものが上手くなく、はずしてしまいましたので過去の日記を振返って選びなおしです。

2006 12/10 monakaのお掃除日記 NEW YORK JAZZ SEXTET
12/23 monsksのお掃除日記 Moonlight Serenade / Super Trombone
12/29 monakaのお掃除日記 最終回にしたい RHYHMSTICK / CTI ALL Ster

2007 12/ 9 今年もやります、monakaのお掃除日記 Alice in Wonderland
12/16 やる気満々 monakaのお掃除日記 Notin our Name / C・Haden
12/29 お暇を頂きます monakaのお掃除日記 ANDRE CECCARELLI
12/30 終わったー monakaのお掃除日記 The Freat KAI&J.J

過去をふりかえっての傾向はどうでしょうか。
まずお仕事の邪魔になる新しいサウンドを選んではいけない。筋が通っていることがいい。リズムはシンプルなほうが良い。好みのスタープレーヤーがはっきりしているほうが良い。掃除途中に、あっこれれれと思い出のパーツに出会った時、それを許してくれる様な演奏がいい。
JAZZ喫茶にいるように感じるのもいい。
考えていたら、どんどん条件が出来てしましました。
そして一枚を選んで朝からスイッチを入れました。
車庫とその前の溝、1階のガラス窓などを洗っていると「こうゆう所が気になるのよね。」指をさすことはない。
それでも本日は快調に進みました。選んだのがよかったみたい。

おかげでクリスマス・ツリーも出すことができました。




THE MAGNIFICENT / THAD JONES

THAD JONES tp
BILLY MICHELL ts
BARRY HARRIS p  
PERCY HEATH bass
MAX ROACH ds

1. April in Paris
2. Billie-Doo
3. If I Love Again
4. If Someone Had Told Me
5. Thedia



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ラテン・ジャズの道すじ SOL / FABRIZIO BOSSO

2008-12-11 22:06:26 | 聞いてますCDいいと思う


先月に青山ブルーノートで見たボッソにはとても楽しい思い出が沢山です。
その前には、残念ながら行けなかったボッソのラテン・プロジェクトがギンザ・ジャズにきていて、それを見た人に聞くと、笑顔が増していましたから、良かったのだと想像できて、なんともあせりを感じました。
すでに見た人に追いつけるように、そのプロジェクトのアルバムが発売されました。
1曲目は「High Five」に近いサウンドでスタートで、ただバリトン・サックスはなかったわけで、Girottoがどうかというと、これが予想より良い。
TANGO Negroというグループで吹いている彼は、ちょっとざつかなと感じていましたが、とても丁寧な演奏に感じます。
2曲目は有名曲“キサス・キサス・キサス”N・キングコールの歌声が染込んでいる身には面白い攻め方でよくやったと思う一曲です。
歌っているのは盲目のソウル・シンガー、Raul Midon この人、凄い人気、ネットでみて驚いた事を覚えていますが、さすがブルーノート、このような人選で売るのですね。
3曲目がサックスのGirottoの曲(次も)ですが、2曲目からぐっとかわった、哀愁たっぷりのムード曲みたいですが、バッソのフリューゲルのソロ・メロディは軽く聴こえますが、素晴らしい流れ、ブルーノートでの自信を感じます。
4曲目のGirottoの曲で、ソプラノとペットのバロック調のユニゾンの後、素晴らしいドラムスのリズム、このリズムTucciだとブルーノートを思い出します。
5曲目はスパニシュな旋律のソプラノはモーダルに始まり、それを突然ゆるめるペットの甘いメロディ、ここら辺ちょっと狙いすぎもありますが楽しめます。
6曲目、曲はあまり面白いと思いませんが、ここで弾くピアノは注目しても良いと思う演奏です。
9曲目、このアルバム”High Five”と違ってベースがエレベですが、そのエレベ(どぎつくなく、上手くサウンドに馴染んでいる)とリズムをつかって、これはウエザー・リポートのサウンドを作っています。
イタリアでのウエザーのサウンドの追求みたいなアルバムを最近聴きましが、このような曲も人気が出るのかもしれません。
ラテンとこのサウンドをあわせたものを突き進めていくと結構面白くなっていくのかもしれません。この曲がタイトル・チューンになった“Sol!”

「High Five」のブルーノートからでたアルバム「Fan for Five」から間がないアルバムなので、それを比べるむきも多いかもしれません。
基本的にはそのような聴き方は意味がないのですが、両方聴いていればやはり考えてしまいます。
ブルーノートでのデヴュー作「You've Changed」を合わた3作を考えて、ボッソのブルーノートでの立場が確立して、そこでの自信を感じます。
最新2作に関して、ラテンという文字に反応をする身にはこちらを贔屓目に見ますが、音とか演奏のタイミングはfiveのほうがしっかりしています。演奏される曲の変化度はこのアルバムのほうがおもしろい。
ボッソが硬さが抜けていて愛着がもてるソロです。
評価しろといわれれば、前作でしょうが、この楽さもたまりません。
ちょっと詰め込みすぎて、スッキリさに欠ける分、エネルギーが分散されたところがありますが、続けて欲しいプロジェクトです。
昨日のラテン・ジャズが1960年そしてこのラテン・プロジェクトが2008年、ずっとジャズのテーマとして道が続いているのです。


SOL / FABRIZIO BOSSO

Fabrizio Bosso (tp flg)
Javier Girotto (ss,brs,per)
Natalio Mangalavite (pi,key,vo)
Luca Bulgarelli (b)
Marco Siniscalco (b-2.5.8)
Lorenzo Tucci (ds)
Bruno Marcozzi (per)
Raul Midon (vo-2)

1 Ochenta
2 Quizas, Quizas, Quizas
3 Mamihlapinatapai
4 El Cacerolazo
5 Volver
6 Matias
7 Pescao Blanco
8 Wide Green Eyes
9 Sol !
10 Zoogami
11 Perdonare
12 The Shadow Of Your Smile
13 African Friends
14 Penny
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ジャケ買いじゃな~い LATIN SOUL / LATIN JAZZ QUINTET

2008-12-10 22:09:44 | 聞いてますCDいいと思う


道の写真や絵があるとつい買ってしまうというジャケ買いの癖がありましたが、そのことを「その道は正しいか」という記事にして「JAZZ批評」に投稿したら、以後余り気にならなくなりました。
ちょっと変態なジャケ買いでしたが、このアルバムはジャケットに魅せられて買ったわけではありませ~ん。
決っして上品とはいえない女性の、これをどのように表現すればよいのか解りません。
ジャケ買いでないのでそこに特に触れる必要はないのです。
実は「THE LATIN JAZZ QUINTET」というグループ名で欲しくなりました。
とても正統なJAZZがラテンの組み合わさっている演奏で、ジャケに惑わされて評価してはいけません、内容で驚くべきです。
1曲目のアルトサックスはラテンのテーストもありますが、しっかりとしたJAZZ、クールな響きバップのメロディ、1960年と61年に録音されたアルバムで、ミュージシャンは誰も知りません。
2曲目はボビー・ハチャーソンみたいな少し硬質なバイブで始まる“MILESTONES”このアルトがかっこいい、アレンジが秀逸です。1961年とは思えません。
3曲目もこ憎いくらい、ブルーノートサウンドにちょっとにていています。
7曲目Gene Amonsの“RED TOP”が60年雰囲気充分で、音楽を楽しむことが基本のこの時代を感じます。
ジャケに魅せられたわけではありませんが、何の気なしにかったら凄いアルバムなので驚きました。

「ただコンガになりた~い。」

LATIN SOUL / LATIN JAZZ QUINTET

ホアン・アマルバート(conga) 
ボビー・ケイパーズ(as) 
アーティー・ジェンキンス(p)
ホセ・リッキー(p) 
ウィリー・コールマン(vib, melodica) 
ビル・エリントン(b) 
フィル・ニューソム(ds, timbales) 
★1960年&1961年録音

1 BLUES WALTZ
2 MILESTONES
3 SUNDAY GO MEETIN'
4 MAMBO BOBBIE
5 RIP A DIP
6 MONK'S BREAD
7 RED TOP
8 DILLY DALI
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きちんと話が出きる Standards / David Benoit

2008-12-09 22:16:27 | 聞いてますCDおすすめ


David Brnoitを聞いたここたがなかった。blog仲間のcrissさんが褒めていたので聴きたいと思っていたら出会いました。
この1曲めが凄い、音にエッジがたっていて、曲がキュートにまとまっています。日本企画のアルバムですとこのような凄さを感じないのが残念です。
3曲目の“Dango”雰囲気として昔聞いたMJQをしっかりと思い出さしてくれるところ嬉しい。Brombergのベースソロのあと、戻ったピアノの素晴らしい美しさ、深夜ですがため息だ出てしまいます。
4曲目ブルーベックよりちょっとだけ早いテンポで演奏するブルーロンドには、ちょっと笑みが浮かびます、このように演奏できること、自信があるのですね。
6曲目のO・ピーターソンへのオマージュと思う曲を締まった演奏にすることが嬉しくなります。ピアノかけ合うドラムスも上等です。
7曲目の“スターダスト”をこのテンポで演奏してくれること、私にはピッタリでこれほど安心できるスターダストに、そして美しい演奏に出会えたことが大切に思います。
ソウルフルな“Straighr No Chaser”も面白い演奏です。
9曲目“I love you pogy”を聞いていると、とても安心してお話のできる人柄を感じます。
音楽を別として世の中のことに対しての感想が同じような、きちんとお話ができる感じです。
最後の曲はきっとフェバリットだと思う選曲です。やさしさが満ち溢れて、エバンスがそこにいるような、素敵な雰囲気になりました。

Standards / David Benoit

David Benoit(p)
Brian Bromberg(b)
Gregg Bissonette(ds)

Recorded At Ocean Way Recording Studios,Hollywood,Ca,2001

1. Brothers Go to Mothers
2. Cute
3. Django
4. Blue Rondo  La Turk
5. Some Other Time
6. Cakewalk
7. Stardust
8. Straight No Chaser
9. I Loves You Porgy
10. Waltz for Debby




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キタ~~  monakaのお掃除日記 Ready'n Able / S・Rosenberg

2008-12-08 21:03:48 | その他


一昨日はキム・ハクエイのライブにいって終電車近くに帰りました。
翌朝は、少し気だるい朝、遅めに起きるとオクサンが朝ごはんが出来たと言います。
平目のお刺身(残りもだと思う)に、とっただしをかけたお茶づけでした。どうしたのうまいな~と思っていると「今日はね・・」

キタ~~大掃除の始まりです。

今日は予想に反して暖かく、2階の部屋から始めました。息子の出ていった部屋などは散らかるわけでもなく、自分たちの部屋のすす払いと掃除して、茶の間の電気がおかしくなっているので、天井につける照明を買いにいきました。
我が家からとても近くに有名量販店があり、「つけられるの?」といわれながら選びました。
家に戻って外から2階のベランダにホースを引っ張り上げて、網戸と窓を洗っていきます。
今年はオクサンが家の内側からガラスを拭いてくれるので結構簡単に済みました。
昼食を待つうちに茶の間の天井の照明を新しく付け替えて(あっという間に)年末最初のお掃除が終わりました。

掃除の元気の元として選んだのはこのアルバム、ローゼンバーグ兄弟の最強奏者かと思っているストーケロのアルバムです。マヌーシュの曲から少し離れたPOPなども演奏して、もちろんローゼンバークの上手さが認識できますが、ちょっと軽く、あくの少ない演奏になっていて、元気の気付にはちょっと不足のアルバム選びをしてしまいました。ウエザー・リポートのライブにかえたら、ちょっと複雑、にぎやか過ぎてこれもいまいち、次のお仕事までに何か向いているものを選んでおかなければ。

Ready'n Able / Stochelo Rosenberg

       Stochelo Rosenberg (guitar)
       Moaes Rosenberg (guitar)
       Sani Van Mullem (upright bass)

1 Joseph's Tiger
2 Relaxing at Camarillo
3 I Wish
4 Touch
5 Sunny
6 All the Things You Are
7 Djangology
8 I Will Wait for You
9 Ready 'N Able
10 Body and Soul
11 Blue Bossa
12 Listen




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