JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ジャケに偽りなし i Land in The Green Land / Jakob Buchanan

2012-03-06 21:06:18 | 聞いてますCDいいと思う


ちょっと暖かいお休みにお茶の水のショップにいって、新譜2枚と古いの2枚、それと知らないけれど、ジャケットで選んだ3枚を買いました。
久しぶりのジャケ買い、どうでしょうか。

特に印象的だったのがこのアルバム、in the Green LandとタイトルにあるEUのアルバムは白夜をおもわせるのでしょうか、デンマークからの作品でした。

ドラムス、パーカションにマリリン・マズールがいるのは、結構安心して良いと思いました。

1曲目、これがまさに白夜のようなはっきり影を映さないよな、そんな中で像はしっかり見えているような不思議な世界です。
2曲目はもう少し暗くなった夜の雰囲気、このフフューゲルホーンの人は初めてですが、この目のラース・ダニエルソンでペットをふいていたArve Henriksenさんよりかは音は好みです。
ベースがいない編成でその分ピアノの低音とパーカションがカバーする演奏は不透明な不安感を漂わせ感じ、曲名も“Unspoken Language”先般のラーす・ダニエルソンのアルバムとかなりイメージがつながる演奏です。
3曲目マズールの鐘と鈴からのタイトルは“i Stones”というまた不思議な雰囲気をかもし出す曲
感じとしては同じ曲調で、ギターのJakob Broさんもソロでなく音響みたいで、5曲目までソロ回しというよりか、ホーンを中心の情景が続いているような感じです。
6曲目は14分になる長い曲、パーカッションとピアノのアンサンブルから、ギターがリズムをいれて、ホーンのメロディ、録音場所がオスロのレインボー・スタジオですから音は良い、そして雰囲気も考えてみればECMにとても近くて、そしてレインボーより若干色がついている感じです。(ジャケと同じ)ここでのエレピ(Wurlitzer)のソロがかなり尖がって面白い。
そして終わりはまた白夜のように、遠くを見るような景色風景。
最後ももやっとしたうす曇みたいに終わります。

デンマークで、レインボーだったらこの感じかもしれません。ジャケに偽りなし、ジャケが良いと思った人は失敗したとは思わないでしょう。
結構何の気なしに流れていたらヘェーと思うアルバムでしょう。


i Land in The Green Land / Jakob Buchanan

Jakob Buchanan (flugelhorn)
Jakob Bro (guitar)
Simon Toldam (Wurlitzer, grand piano)
Marilyn Mazur (drums, percussion)

Recorded at Rainbow Studio, Oslo, September 2009 and April 2010.

1. i Land in The Green Land
2. Unspoken Language
3. i Stones
4. i Fly
5. The Long Beach of Tartunaq
6. The Empty Houses of Qiullissat
7. iCU2

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素敵な贈りもの

2012-03-03 22:15:31 | その他
今日はお休み、めったにできませんが御茶ノ水にいってCDをかってきました。
こちら春にがきたみたいです。

買ったのは新しいもの2枚、久しぶりだけどもっていなかった2枚、そして完全ジャケ買い3枚の7枚でした。
その結果はおいおいしにて、書いておきたい素敵な贈りもをここに残しておきます。

息子1からはロンドンからネクタイをもらいましたが、息子2も関西から贈り物がとどきました。
なかなかゆっくる会えない子ですが気持ちがとても伝わります。

こんな感じで驚きました。



とても軽い箱であけてみたら、これが入っていました。



新潟県の燕市で作られているそうで、チタンの素材で二重に出来たグラスです。



冷たいビールを入れれば冷たさを維持して。



焼酎のお湯割りをつくれば、温かさが維持するという優れものです。

でもう息子2の心がうれしくて、うれしくて、もらってから実は使いつづけています。

息子からはそこそこの量がはいるので、それなりに飲んでくださいと注意書きがありました。

うれしくて、うれしくて、一杯多くなってしまいましたが、秘密です。
コメント (2)
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姫のゆくすえ Live / Quejas de Bandoneon

2012-03-02 21:32:02 | 聞いてますCDいいと思う



明日は桃の節句だそうで、といっても随分桃の節句の思い出がない。昔々女の子にお呼ばれした記憶ももないし、わが家のそちらの系列は一人だけだったので特に何もしないで過ごしてきました。
オクサンがわずかの抵抗か、毎年自分で作ったお雛様を飾るだけでした。




もちろん今年も何もしません。桃の節句は桃の花の咲くころの節句ということらしいですが、桃とえば食べちゃいたいほうで(失礼)花はご無沙汰です。
昔住んでいた家の横が桃の畑で(たぶん切花よう)張るにはそちらからポカポカと暖かいものが伝わっていたことおもいだしました。30年も昔です。

もちろん今年も何もしませんが、姫がひとり家族に加わってのひな祭り、高貴な生まれの女の子の厄除けと健康祈願なのだそうで、姫はずっと遠くにいるので、祈願だけは伝わって欲しい気になりました。
もう一人のも忘れたら大変なので、今日はケーキぐらい買って帰ろうかと思います。

ということだ今日はタンゴ、関係ないか。
クリスティナ・ベルトリという姫が1997年に作ったバンドで2バンドネオン、にピアノトリオ、姫はフルートという一寸変わった編成、編成がJAZZっぽいにでかいました。
だいぶ姫を続けている(またまた失礼)クリスティナ姫はこんな人です。



なんか雰囲気も桃の節句のコンサートという感じです。
ピアソラの曲を3曲含んだ、2009年のライブの模様です。
4曲目が“Libertango"で最期が“Cumparsita ”この2曲最近聴いたFABIO HAGERのアルバムでも演奏されていて、この2曲演奏されつくしているのでアレンジをどうするかが面白い。こちらはシンプルにメロディをなぞりながら、姫の古ーとを生かす演奏となっていました。
6曲目のピアソラ“Oblivion”はかなりゆっくりと情感をこめ8曲目の“Zum”というのは知らなかったけれど激しい曲運びです。
7曲目のはフルートの味を生かした優雅で哀愁あるワルツ、こうゆうライブもたまに見たいと思うようなりました。

帰りにケーキかってきました。帰り道にある、賞もとった人のおもせ、モンサンクレール、知っている人には有名課かもしれません。



間違えました、姫まつりじゃなくて雛祭りでした。

Live / Quejas de Bandoneon

Cristina Bertoli(fl)
Marco Fabbri(bandoneon)
Daniel Pacitti(bandoneon)
Alessandro Bonetti(vln)
Marco Forti(b)
Stefano Giavazzi(p)

Live at Candiani Cultural Center, on July 3, 2009 during the Show "Por Las Calles De Buenos Aires"


1.Gallo Ciego
2.Danzarin
3.La Rayuela
4.Libertango
5.Felicia
6.Oblivion
7.Desde El Alma
8.Zum
9.Pata Ancha
10.A Fuego Lento
11.Verano Porteno
12.Nocturna
13.Cumparsita
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通信員のたより Vagabond / Ulf Wakenius

2012-03-01 22:03:22 | 聞いてますCDいいと思う


雪が降った翌日は気温も上がって炉辺に一寸残っているだけになったけれど、日本海側などは雪に囲まれた生活の便りが届いています。
日本の各地、いや世界の各地の便りのようなウルフ・ワケニウスの新しいアルバムが届きました。

1曲目東欧のスラブからの音楽の感じ、今作はめずらしくアコーデオンの参加でサウンドは少し変わっていますが、ワケニウスのソロはいつものとうり、心に沁みます。
2曲目、題名からはケビン・コスナーが主演した映画「Message In A Bottle」を思い出したけれど、The Policeのヒット曲、ヴォーカルのYoun Sun Nah とNguyn Le のギターのメッセージという感じです。
3曲目はもう一つの登用スチールギターのリズムがきいた曲で、感じとしてはポルトガルからのメッセージ
4曲目はチェロとアコーデオンとナイロン弦のとても静かなラース・ダニエルソンの曲、ちょっと悲しげなフレーズは起こった事実を淡々と語っているように聴こえます。
5曲目はスペイン、結構激しいフレーズのアコーデオンはユニッてスキャットをこれは情熱的なたよりです。
6曲目、今度は日本、雪に囲まれた新潟県中魚沼郡津南町、スズ山ふるさと通信員からのたよりです、昼の憩いみたいに心を和ませます。
7曲目はアッテラ・ゾラーの曲、これはむずかしい、イギリスかな。
8曲目は知っているようなメロディーなのはダニエルソンの曲、これはスウェーデンのダニエルソンさんからのたよりです。
9曲目はスイス地方からダニエルソンがニールス・ペデルセンを思い出させるソロを聞かせます。
10曲目はアメリカ西部、夕日に赤く染まった大地から先住民たちの便りです。興奮して歌いだす通信員が出たりします。
11曲目、最期は特別、ワケニウスがひくキースの“Encore”、これは普遍的、世界共通の音楽からの便りで締めくくられました。

一寸,こじつけみたいですが、アルバムの趣旨には合っているようで、世界からの便りが、共通言語音楽でつながったのでした。
ジャケのギターの先から電波が発信されているのです。

Vagabond / Ulf Wakenius

Ulf Wakenius / acoustic guitars, oud, chant
Vincent Peirani / accordion, accordina, voice
Lars Danielsson / bass, cello

Guests:
Eric Wakenius / acoustic steel string guitar
Michael Dahlvid / darbuku,cajon
Supecial GUESTS:
Youn Sun Nah / vocals on #2
Nguyn Le / electric guitar on #2

1. Vagabond (Wakenius, Ulf / Wakenius, Eric)
2. Message In A Bottle (Sumner, Gordon / Sumner, Gordon)
3. Bretagne (Wakenius, Ulf )
4. Psalmen (Danielsson, Lars)
5. Breakfast In Baghdad (Wakenius, Ulf )
6. Song For Japan (Wakenius, Ulf )
7. Birds And Bees (Zoller, Attila)
8. Praying (Danielsson, Lars)
9. Chorinho (Mays, Lyle)
10. Witchi-tai-to (Pepper, Jim)
11. Encore (Jarrett, Keith)
コメント (5)
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