JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

タイムマシン 8.30 LIVE / WEATHER REPORT

2015-09-15 21:48:46 | 聞いてますCDいいと思う


ピーター・アースキンが保有するウエザー・リポートのライヴ音源がアルバムになるという噂を聞いて出るか出るかと待っているのだけれど以前出ないまま1年ぐらいたってしまったのではないだろうか。
ショップで時々チェックをいれていたら、ブートだろうけれど、ジャコとアースキンの入ったライブ・アルバムがあった。8.30を出した後ワールド・ツアーをしていた時期のもので、日本に来た2度のコンサートは(特に早い方の年のもの)は凄く興奮したのを覚えています。
このアルバムにはBOBBY THOMASがPERCUSSIONではいっているのでちょうど二つのコンサートの間の録音だと思います。
久しぶりにこのウエザーを鳴らしていると、オクサンはうるさいと言います、確かに録音バランスは良いとは言えないので解りますが、自分も見に行ったグループなのに、途中でやめて車で聞き直しています。



FM局で録音された音源だそうで、この時代のそれも大変良い時期のウエザーだったけれどこの後だんだんやきもきさせるグループになっていったのでした。
いまウエザーについて新たに語る必要はないけれど、実は持っていなかったアルバムをバーゲンで買いました。イン・トーキョー発売当時はLP時代だったから高くてかわなかったのだとおもいますが、いまさらながら買いました。




こちらはヴィトウスのウッド・ベースでこれが良い。8.30と比較すればこちらはジャズ、すごくインプロして今並べて聞くとこちらの方が新鮮な驚きがあります。
そう、ウエザーが出た時の驚きが、ライヴに再現されていてきちんと結成の音楽意図がライブに出ていて良い。



それで思ったのがタイムマシン。タイムマシンに乗って自分の生きた時代にもどるならばどちらのアルバムの時代にもどりたいか、バカなことを考えていますが、2枚ならべたらそんなことを思います。

さてどちらかというと、自分への影響と言う意味では8・30、頭で考えてもそちらなのですが、イン・トーキョー面白い度が今増しているような気がします。

8.30 LIVE / WEATHER REPORT

JOE ZAWINUL KEYBOARDS
WAYNE SHORTER TENOR&SOPRANO SAX
JACO PASTORIUS BASS GUTAR
PETAR ERSKINE DRUMS
BOBBY THOMAS PERCUSSION

1: 8.30
2: Madagascar
3: Three views of a secret
4: Port of entry
5: Dream clock
6: Fast city
7: Bass solo
8: Brown street

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飛んでる日常 EVERYDAY / YARON HERMAN

2015-09-14 17:28:02 | 聞いてますCDいいと思う


ヤーロン・ヘルマンとACTは結構あっているのではと思っていた。最近のBNのアルバムは一寸解らないので心配しました。
ドラムスのZiv Ravitzとのほぼデュオだそうで、このドラム去年B&Sでとても良かったドラマー、真後ろで聴いて聞いて声をかけたのを思い出しました。

1曲目、落ち着いたメロディのピアノ・ソロでBNらしからぬ音はこれは大丈夫と安心しました。
2曲目でドラムスがはいってきて、程よい緊張というか調和です。
ただし聞きすすむと1分台の曲も3曲長くて5分ちょっとで13曲も続くから、いろいろやった結果をまとめたということはわかるけれど、デヴューでいろいろ見せました的な、もしくは日常の生活「EVERYDAY」をみせました的なあると感じます。
ヘルマン、9年前の出逢いから、ほぼアルバムはそろえているけれど、もっと凄いのがある。ヘルマンの才能は普通のレベルをはるかにこえて飛んでいるからもっと凄いのを作ると思う。
実際日常でもこんなに飛んでいるのです。



ここはNYのような気もするけれど、住んでいるのはパリだし、フランス・ブルーノートの作品でした。そんなら大丈夫だ。



EVERYDAY / YARON HERMAN

YARON HERMAN PIANO VOCALS on 13
Ziv Ravitz DRUMS PERCUSSIONS VOCAL on 8
Helgi Jonsson VOCAL on8
JEAN-PIERRE TAIEB VOCAL on 13

1 Fast Life
2 Vista
3 Points Of You
4 Nettish
5 With Open Hands
6 Everyday
7 Five Trees
8 Volcano (feat.Helgi Jonsson)
9 Prelude No4 Opus 74
10 Children Don't Always Play Fair
11 Retrograde
12 City Lights
13 18:26
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魅かれて Autumn Winds / TINA GUO

2015-09-12 20:25:00 | チェロ無難


CELLO SOLOでネットサーフしていたら、奇麗なお姉さんが外の森でチェロを弾いているのを見つけた。その次にあった動画は、ちょっと妖艶なオネエチャンがチェロを弾いていました。
曲がとても良いので、調べたらなんとそのオネエチャンが作曲したものだった。熱帯にそれが入ったCDがあったからポチリました。
曲が良いから買ったわけで、それを証明するために初めての経験、動画を苦労して貼り付けました。



CD「Autumn Winds」の1曲目“I Lost My Love In The Wind”がこの曲で、ちょっとシンドラーを思い出す曲調です。
全10曲の内3曲が彼女、1曲はお父さんかもしれない人の曲で、どの曲もチェロがきれいになる良い曲でした。
2曲目はバッハのG線上のアリア、それ以外はバッハがもう一つ、ジュール・マネスの曲が2曲、チェロでは有名なフォーレの“夢のあとに”などが演奏され、最後は“熊蜂の飛行”で例によってテク披露です。
このアルバム、ピアノをバックにクラシカルに弾くのではなく、多重でチェロのメロディを重ねたり、プログラムだろうけれどオケをバックにそれでもチェロの音色がきちんとききとれて、これはCDを買ってよかった。
ただしAutumn Windsというタイトルなのに、曲間にはいる風の音は日本人なら木枯らしですのでそこら辺はだいたいです。

結構良いので熱帯にあるほかの2枚もポチリました。1枚は在庫切れで1か月まちもう一枚が届きました。
最近の彼女はどうもこうゆう感じが多くエレキ・チェロがメインでかなりどぎついオネエチャンに成長したようです。



ネット上でもこのような演奏場面がだいぶあります。



届いたのが2013年リリースのこちらのアルバムです。



全13曲すべて彼女の作品だそうです。演奏はプログラミングがベースのエレキ・チェロがほとんどで、音色的にはエレキギターの交差する部分が多くなって、チェロを聞き分けることにきがいったり、そうなったらチェロもプログラムで良いじゃないみたいな気がしないでもありません。

ノートにはComposed,Performed,Recorded,Mixed,and Masterered by Tina Guo
Live Cellos,Tibetan SingigBowl,andVocals by Tina Guo
Programming and Sound Design: Tina Guo
Executivee Producer: Tina Guo

かなりの出たがりのような、GUO INDUSTRIESを率いて動画も配信もたくさんしているようです。
新しいアルバムでは長いドレスで修正もおこなっているようですが、そちらは買っていなくってこのアルバムの前のアルバムが入荷待ちのようでどのような演奏家楽しみです。

音楽的に興味があるので、決してこういうのに魅かれているわけではありません。



Autumn Wind / TINA GUO

1 I Lost My Love In The Wind
2 Air
3 Melody (Elegy)
4 Ice Lake
5 Peace Variation
6 Jesu, Joy Of Man's Desiring
7 Meditation From Thais
8 Apres un Reve
9 A Song With No Words feat. Thomas "Baraka" DiCandia
10 Tragedy of the Bumble-Bee
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告知 ハクエイ・キム 新作とコンサート

2015-09-11 21:59:12 | サポート中、ライブ
日本の有名なJAZZピアニストからメールがきました。

○○さん

こんにちは。
大変ご無沙汰しております。
お元気にお過ごしでしょうか?
本日はお知らせがありメールさせていただきました。

と言うことでハクエイ・キムのことについての告知です。

1 新しいアルバムがユニバーサルミュージックより11月に発売されます。
  タイトルが「HANA」
  韓国伝統音楽家ミン・ヨンチが率いるユニット「新韓楽」と「トライソニーク」との日韓共同作品です。

2 それを記念してコンサートが行われます。

  ●公演名: 「新韓楽」× 「トライソニーク」
   アルバム「HANA」発売記念コンサート

  ●日時: 2015年12月2日(水)

  ●会場: サントリーホール (小) ブルーローズ
   http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/seat/bluerose.html

  ●開演: 19時 (予定)

  ●チケット価格:5000円 (全席自由席)

  ●お問合せ: 株式会社オンタイム
   tel:06-6282-9327

  12月2日当日のチケットは「チケットぴあ」一般発売はまだ開始しておりません。

  日本と韓国の両メンバー6名が全員揃うこの貴重なコンサートにお越しくださるようご予定いただけますと幸いです。
  是非ご検討ください。



  ●出演者:

  「新韓楽」
   ミン・ヨンチ : チャンゴ(杖鼓), テグム(大笒/横笛), ケンガリ(金属製の打楽器), バッキングヴォーカル
   チュ・ポラ : カヤグム(伽耶琴) ヴォーカル
   イ・ボングン : ヴォーカル、パンソリ(伝統口承文芸), チン(鉦)

「トライソニーク」
ハクエイ・キム :ピアノ、バッキングヴォーカル
杉本智和 :コントラバス、チャルメラ、バッキングヴォーカル
大槻"KALTA"英宣 : ドラムス、バッキングヴォーカル



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ハイスピード! サイモン・カーニック 佐藤 耕士 訳

2015-09-10 22:21:57 | 


かなり長く列車にのる出張があったので、(3時間以上)ドクター・スリープは読み終わっているので文庫を探しに行った。
そんなにたくさんの本があるお店ではないなかで、選んだのがこれ、どうやら、ジェット・コースター・ストーリーらしい。
この前の作品が「ノンストップ!」と言うのだから狙いは明白。

3行目で恋人が死んでいるなんて反則みたいな始まりです。

その巻頭の部分

 目を開けた瞬間、わかった。今日は悪い一日になる。部屋のなかは、息苦しさを覚えるほど蒸し暑い。頭はまるで、“スピード”でぶっ翔んだ小人が乗って、猛烈な勢いでダンスのステップを踏んでいるかのようだ。そして血・・・・・・血が、いたるところにある。枕につけた頬にも、何気なくおかれた腕の下にも、そのねっとりとした感触がある。最初の数秒は視野がぼやけていたが、昼間であることはわかった。

と言う、まるで記憶にない部屋でめざめると隣に3週間恋に落ちている女の首なし死体が、そして主人公タイラー殺人実行を示唆するDVDと脅迫、そこから全力疾走、一気読み確実の豪速サスペンスだそうです。

いや読み終わりました。もちろんほとんど一気読みです。366ページの本で残り40ページになるまで謎は深まるばかり、“バンパイア”と呼ばれる殺し屋がやたら殺すのだけれど、殺されえる人は耳から耳まで剃刀できられているのだけれど、一瞬で殺人を行って消えてします凄腕すぎる凄腕。
のこり40ページで謎をとくのはというか終わり方があっという間だから、まあ、ハイスピードで壁に激突したって感じでしょうか。




映画をみているような楽しみ方ができて、それはそれで面白かったけれど、問題はこの帯、「手に汗にぎる3時間をお約束します」って私6時間以上かかってしまッた。本読むのに時間かかるとは思っているけれど、この3時間ってちょっと気落ちさせるな~。
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ピアノの自我 SOLO / FRED HERSCH

2015-09-09 22:38:13 | 聞いてますCDおすすめ


フレッド・ハーシュのソロ・ピアノのライヴ4作目だそうでこれまででは「Let Yourself Go: Fred Hersch at Jordan Hall」が感銘深いものだけれど、生死の境を乗り越えた今作はその分感銘が増していると思う。

1曲目、出だしのハーモニー、音色、フレーズ、ピアノ自体に自我があるのではと思ってしまいます。ハーシュはその鳴りたいピアノを幇助して音楽が出来上がっていく様に感じるのです。
2曲目“Caravan”に対してというかエリントンに対しての敬愛が感じられる演奏、曲との真摯な対峙を感じます。
3曲目はシューマンに捧げられた美しいバラード、ピアノを弾き続けてきた人が、ピアノを弾くということを一人考えながら綴ったような名曲になっていると思います。
4曲目“Whirl”2010年にこれをタイトルにしたアルバムがでた時のことが思い出されますが、今度のソロMはまさに渦のように始まって、テクニックが完全になったというような感じです。
5曲目カーンの“The Song Is You”のメロディがでてくると、曲を慈しむかの様で、美しい曲をピアノのソロで聴くというのは、こういう事なのだと感じます。
6曲目、モンク弾きのハーシュが弾きだすと、自然にモンクの手になるんだと思ってうれしくなります。
7曲目、そして最後は大好きな“Both Sides Now”、ハーシュもとても思い入れの強い曲だそうですが、ハーシュからのプレゼントの様に感じるのは、私だけではないでしょう。
こちらから、このアルバムを作ってくれたことに感謝したいと感じます。

ピアノ・ファンにはお薦めですが、スルーされる方はハーシュの元気な顔を観てあげてください。






SOLO / FRED HERSCH

Fred Hersch piano

1.Olha Maria / O Grande Amor
2.Caravan
3.Pastorale
4.Whirl
5.The Song Is You
6.In Walked Bud
7.Both Sides Now



コメント (6)
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本当? NEBULA Voyager 大石 学

2015-09-08 18:44:49 | 聞いてますCDおすすめ


大石学の最近のアルバムは限定販売という通販の形で購入していて、今年になって2枚買っているから結構出ています。
大石さんのHPを管理している人が販売してくれるのだけれど、8月の後半そのかたからアレッとおもうメールが届きました。

以前大石さんのアルバムを作成していたイーストワークスが倒産して、そのため大石発売のCDが全部廃盤になったそうで今後手にはいらなくなるそうで在庫若干ありますというご案内でした。
「Steppin'Up」「TOSKA」「Voyager」「くり返されること~Seasons Return」
「NEBULA」「Half Step」の6点です。

イーストワークスってかなり有名だし、本日もHPは運営されているのでこの倒産話はどうなったか解りません。当事者の方なのでデマはないでしょうが、こちらは部外者だからいいけれど、生活がある関係者の方は大変でしょうね。

と言うことで売り切れ以外でもっていない2枚をいただきました。こちらが2006年発売のアルバム。どちらも当時のトリオ・メンバーパーカーのConfirmationで始まってファンキーな色やラテンタッチの元気さが色濃い演奏です。
8曲目アプリコットを逆さ読みにした曲が大好きな大石節、おなかのあたりがポッと温かくなります。




Voyager

Manabu Ohishi(p,key),Yasushi Yoneki(b),Dairiki Hara(ds)

(1) Confirmation
(2) Funky "M" for Mari Makamoto
(3) 島
(4) Coral
(5) Water Bridge
(6) B Cliff
(7) Chad
(8) Toccoripua
(9) Plants
(10) Voyager for Takehiro Honda

All song composed by Manabu Ohishi
exept (1) by Charlie Parker

2006年06月24日発売 \2800

もう一枚が2003年の作品で、こちらは大石さんの好きな部分がより大きく表現されていて、もちろん新しいということは重要な評価点になるのですが、これだけの時間を経ると、好みが大切、こっちの方がらしくて好きです。



NEBULA

Recorded at mixed at ONKIO HAUS
November 17,18 & 19, 2003
Manabu Ohishi(p,key),Yasushi Yoneki(b),Dairiki Hara(ds)

(1) Heavenly Sheep
(2) Time Flies
(3) NEBULA
(4) Everything I Love(Cole Porter)
(5) Colors In The Dusk
(6) 月と火星(Moon And Mars)
(7) For Long
(8) Round Midnight(Hanighen,Monk,Williams)
(9) Snow Flake
(10) Moon Shade
(11) ゆるやかな時間(Yuruyakana Toki)


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ドクター・スリープ スティーヴン・キング 著 白石 朗 訳

2015-09-07 22:03:53 | 


夏休みに読もうと決めた本はもちろん夏休み中には読み切れなかったけれど8月中には読み終わりました。
36年ぶりだという「シャイニング」の続編だそうで、「シャイニング」から読んだわけで、それがやはり良かった。
5歳だったダニーが大人になっての話。

最初の「シャイニング」は凄いのだろうけれど、怨念が主になる初作より話はまるで違う本作のほうが私的にはすきだったのが良かった。
特にアブラという12才の少女の登場がとても良い。

そのアブラに接触するには、いつも信頼できるとはかぎらないながらも、“かがやき”を利用しようと考えていた。しかし小塔の部屋に足を踏み入れると、その必要はないことがわかった。黒板に丁寧な文字でこんなふうに書いてあったからだ。

cadabra@nhmlx.com

数秒ほどはアドレスの“カタブラ”というユーザー名に首をひねったが、すぐに合点がいくと同時に笑い声がでた。「うまいよ、じつにうまいぞ」


信結族という集団も物悲しくてISなんかよりずっといい。
「シャイニング」が“かがやき”として、前作が完結した感じがしました。

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女性チェロ2題 PLAYS THE BEATLES OFRA HARNOY

2015-09-05 22:20:34 | チェロ無難


クラシックの中古屋さんもたまに行ってチェロの棚をたまに見ます。普通の中古屋さんの棚ではだいたい並んでいるものが同じで、特に大編成のオケバックのなどはなかなか手が出ない。
ジャズ専門の近くにあるお店で、少し前にかって気に入った女性チェリストのアルバムを見つけて、これはきちんと名前を覚えていたから買ってみました。でも読み方はオーフラ・ハーノイというのだから読みずらい、カナダの人、形で覚えました。(ジャケ写真じゃありません。)とはいってもこれもおぼえたかな、この前買ったのが新作だったけれどこちらは1984年録音のビートルズの曲を演奏したもので19才の頃の演奏、ってことは今はもう50才なんだ、ミュージシャンに年は関係ないか。
弦楽カルテットをバックにとても良い音楽になっています。このようなものはアレンジが第一になるでしょうがクラシカルな曲調がとてもマッチしていて、多くの人が良いと思うだろうと思ってチェロ好きには推薦です。
この人、面白いのは女性的な部分がしっかり出す部分があって、消え入りそうなとか、さめざめと泣くようなとかの表現もするのが面白い、素直な女性らしいところもあるしとても親しみやすい(外観も、ひつこい)のが気に入りました。

そこでもう一枚買ったのが、こちら名前も読みやすい、長谷川陽子さん既に1枚持っているの2002年、2003年の録音アルバム。ギターの福田進一さんとのデュオ・アルバムでジョビンへのオマージュ・アルバムです。

WAVE~HOMENAGEM A JOBIN 長谷川陽子x福田進一

名ギタリストのS・アサド氏が編曲に加わってと言うのが買った理由ですが、一寸暗いアレンジ(言い方悪いか)で1曲目ウエーヴちょっとアレンジが凝っていて気安くボッサをと思ったらとまどったけれど、あのメロディーが入って大丈夫。

こっちのアルバムは気張ってちょっと現代音楽的なアレンジをいれるけれど、多くのチェリストが弾く7曲目〝ブラジル風バッハ5番がストレートで良い。
こんなのを聞いている音楽好きはとても程度高いなんて、これはチェロを演っている(間違えた習っている)私のここのところのつぶやきです。



LAYS THE BEATLES FFRA HARNOY

Arranged By– Doug Riley
Cello– Ofra Harnoy
Violin– Andrew Dawes
Violin, Cello, Viola– Orford String Quartet


1 Elanor Rigby
2 Here, There And Everywhere
3 In My Life
4 And I Love Her
5 Strawberry Fields Forever
6 When I'm Sixty-Four
7 Michelle
8 Nowhere Man
9 Yesterday
10 Something
11 Girl

WAVE~HOMENAGEM A JOBIN 長谷川陽子x福田進一

01. 波
02. ストーン・フラワー
03. フェリシダーヂ
04. ルイーザ
05. ジョビニアーナ 4番
06. アナのテーマ
07. ブラジル風バッハ第5番よりアリア
08. アンパロ
09. 黄金の歳月 ~ ルックス・ライク・ディセンバー
10. 「カーニバルの朝 ~ 『黒いオルフェ』 から」
11. チェロとギターのためのソナタ 1楽章 アレグレット・コモド
12. チェロとギターのためのソナタ 2楽章 アダージョ
13. チェロとギターのためのソナタ 3楽章 コン・スピリート
14. モヂーニャ
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オジサン オバサンの感性 EVERBLUE / Yelena ECKEMOFF

2015-09-03 22:21:11 | 聞いてますCDいいと思う


エレーナ・エケモフというピアニストのトリオ・アルバムを買ったことがなかったけれどいつもすごいリズム隊を従えているので凄い人なのか、よっぽどのお金持ちかとおもってたら、今度はカルテットでこちらも凄い組み合わせです。
ACTから出たトーレのアルバムと出会えないので、そして録音がレインボーだということで買ってみました。

暗い影が漂うような始まりは予想外でしたが、トーレらしい(当たり前か)音やアイゼンソンらしい節回しです。ピアノはクラシックの素養も感じる女性らしい音です。
あまり得意ではないアンデルセンでしたが、最近のECMのはきにいっているし、トーレがこれも落ち着いた自分のメロディを弾きだしている感じです。




写真をみれば、結構良いお年の集団、ドラムスにサンチェスをいれたり、ベースにリンダをいれたりとかそんなく驚きをねらわずに、オジサン、オバサンがいまだにその感性を保っているぜ的な、特に気をてらわずに一つ一つが演奏されます。



トーレが55才、アンデルセンが69才、クリステンセンが72才、エレーナは年が不明ですがまあ似た感じ、熟年、老年の感性は衰えないって事が一番感じいってしまいました。

1曲をのぞいてエレーナの曲、タイトルも短く随筆のような文がついていますが、ポエムとのこと、この分もジャケの絵もエレーナの作品、音楽ほどではないとおもうけれど、豊かな感性で生活しているのでしょうね。



EVERBLUE / Yelena ECKEMOFF

Yelena Eckemoff(piano)
Arild Andersen(double bass)
Tore Brunborg(saxophnnes)
Jon Christensen(drums)
2014 9-25,26 Reinbow Studio

1. Everblue
2. All things, Seen and Unseen
3. Waves & Shells
4. Skyline
5. Sea-Breeze
6. Prism
7. Man
8. Abyss
9. Ghost of the Dunes
10. Blue Lamp


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