JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ハクエイ・キム トライソニークX新韓楽 ライブ アット サントリーホール 2015 12 2

2015-12-03 22:13:25 | サポート中、ライブ
ハクエイ・キムから新作発売記念コンサートを演るのでよろしくとメールがきたのでチケットを予約してありました。



去年見に行った韓国のグループ「新韓楽」とのプロジェクトのアルバムで韓国で録音されてこの間リリースされました。
(今日も買ったのに持ってくるのは忘れた。«人数が多いのでサイン会なし≫)
全席自由席なので午後はお休みをいただいて(休日出勤の代休がある)とおもっていたら、国際展示場に出かけて早上がりすればいいじゃないとこれは勝手な判断。



凄い人出で疲れてしまって、予定よりももっと早く移動しました。



だから着いたのがこんな時間帯、ホールの前には一人ならんでいます。
オクサンと待ち合わせ予定のお店は11月で閉店だそうで、ビールでもいただいて待とうとしたのに、外で本など読んで待っていました。
(コンビニで缶ビール買ったので結果おんなじ)



五時ぐらいになったらこんな感じになってきたので新しいカメラの試しをしていると(この間4代目が壊れた)オクサンに会いました。



同じ会社のほぼ同じ機種だけれどピントの合いが良いみたいで、気のせいでしょうか。
行こうと思っていたイタリアンがないので、近くのしゃれた焼き鳥屋さんにしました。その時点で20人ぐらいならんでいるでしょうか。
まあ今日やる音楽は真ん前で聴かなくてもいいやと思ったので、まずは腹ごしらえです。

付だしのお豆腐はチーズが練り込まれているみたい、もう一つはつきあわせの大根おろし、これがとても良い。



最初のねぎ間、これが相当においしい、他にお客さんもいないからどんどんだしてくれるし、これは一寸驚いた。



幾つか頼んだけれどどれも焼き具合がすばらしい、ちょっと年が行ったオジサンが焼いています。



オクサンが一寸苦手な手羽先とてもおいしいという。



このつくねも又味が良い。



この大きな鳥の唐揚げと焼きおにぎり半分でおなかも充分にお酒のほうも充分で良い気持ちで会場に。



6時半開場で20分前に、最後尾はと歩いていくとどこまでも人が並んでいる。アンレと思ってならぶと次々に人が並んで、私の位置でちょうど半分ぐらいでしょうか。
親に連れられた子供なんかもいて、ちょっとトライソニークは無理だと思うけれど、韓国文化がらみでしょう。
前から10列目ぐらいに席を決めて一寸舞台の様子。



撮影禁止だそうで、たまたま映ってしまいました。



400人ほぼ満席、前回とおなじ完売でしょう。



6人がそろって登場、第一印象は「ホストクラブかい?」ってハクエいはスカーフみたいな色物しているし、韓国の男性二人も白系(女性も白)でヴォーカルのイ・ボング・グンもこれホスト。
1曲目はアルバムとおなじ「ジ・エンドレス」から始めます。
このアルバムリズムが強調されるし、それぞれがいろいろな音をだすから、これステージを見る方がづっと楽しみが増えます。
2曲目は女性のチュ・ポラさんの作った「ムーン・ソング」ピアノ・ソロもあってとても良い。
3曲目は「美しく強い花」日本、韓国でそれぞれ起こった悲しい出来事の後、中上健二の娘さん中上のりさんに作詞してもらったミン・ヨンチの曲。
4曲目は「エスノイズム・ランデヴー」ここらへんも視角があるとずっといい。
次がい・ポングンと打楽器との演奏でカルタさんも参加して二つのリズムの差がとてもおもしろい。
そろそろ1時間ちかいので1部が終わりかなとおもったら、次はハクエイのソロで「白磁の人のテーマ」ピアノソロのバージョンで弾いてくれてとてもうれしい。
これで終わりかなとおもっていると、さいごのところでミン・ヨンチがでてきてリズムをつけて、そのあとミン・ヨンチのソロが始まって、早叩き?にわきました。
1時間をすぎているので、トイレにいきたい、人がおおいのでこむのでスッと立って入り口に歩いていくとまた出てきて演奏を始めます。これで出てしまうと入れない、どうやら本日は1部だけのようなのを理解していなかった。もう75分はすぎています。
出るのはやめて案内の人に出口近くの後ろのあいている席をいただきました。
最後は「アナザー・イースト」かと思いますが、まあ気になることが出来てしまったわけで短くて良いよとおもうけれどこの曲結構ながい。
終わって、アンコールまでのもどろうとあわてて外に、用をたしている間にリズムが聞こえ始めてこれはだめか。
ドアにいると入れない、ダメかなとおもったら一人でてきたのでその隙をついて中へ、さっきもらった席に何もないようにすわります。

アンコールはエスノイズムPART4スロー・イット!イート・イット!だと思います。リズムの盛り上がりで終演でした。

生でみると、そして爽やかな人柄のあつまりが何とも楽しい舞台を作っていました。

コンサート後はサインなしの握手会、アルバムを買った人がならぶのだけれど、こっちは持っていない。でも相手はハクエイ、かまやしない。今日買った師匠のアルバムをいかにもともって並びました。
ミン・ヨンチに来年もたのしみにしているよと握手、隣のチュ・ポラさんの手は間違いなくギュッとにぎって隣のハクエイが最後、人がいっぱいで長くは話せないけれど、握手して、師匠のアルバムを3枚みせたら、一枚が聴きたいと思っているのですとのこと。私もそうでこれはまるで知らずに今日突然であったアルバムでした。

で乗り継ぎもよく家について、心地よい疲れに浸りました。
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クリスマス・パーティーはこれで! face the music / LUIGI MARTINALE

2015-12-02 22:16:11 | 聞いてますCDおすすめ


ルイージ・マルチナーレが来日した時にはたくさんのCDを持ち込んで(案内が豊田さんだったから安心して)サインをしてもらったけれど、「CARUSO」を愛しているといったら、すごく喜んでくれた。彼もお気に入りだったようです。

そのルイージの新しいアルバムが出ているのをしってあわてて買いました。
1曲目モンクの曲でもちろんモンクなんだけれど、こういう和やかなモンクも珍しい。
2曲目はルイージの曲、この人の曲は昔から良い曲が多く、これも何とも気品がある。このアルバムでは6曲が彼の曲で、2曲がモンクとスタンダード。
3曲目もモンクの曲、軽快なモンク、ジャズの楽しさが現れた演奏です。
4曲目はスタンダードをしっとりと。
5曲目はなんとファンキー・チューン、タイトルが“Christmas Bonus”5曲ルイージの曲が続いて、6曲目が“A Jump For Joy”これもいかにもタイトルが表していて、この人曲が出来てからそれに合わせてタイトルつけているのか、タイトルで曲をイメージしているのか、とにかく楽しい曲がつづきます。
7曲目は和やかで、かろやか、8曲目も良く歌うピアノ、ルーベンのベースも歌うし、パオロのドラムスも歌う。
9曲目、これも良く歌う演奏でスタンダードで締まります。

マルティナーレは豊田さんのところから続けて素晴らしいアルバムが出していたけれど、今回もそれに引けをとらない素晴らしいアルバムです。
楽しい気分にさせてくれるアルバムというのは珍しい。こうゆうアルバムが注目を集めてくれないかということで、今年のクリスマス・パーティーはぜひこのアルバムを聞きながら過ごしましょう。



face the music / LUIGI MARTINALE

Luigi Martinale (p)
Reuben Rogers (b)
Paolo Franciscone (ds)

1.Ask Me No
2.Caress
3.In Walked Bud
4.For All We Know
5.Christmas Bonus
6.A Jump For Joy
7.Breath
8.Cedar Seed
9.Indian Trick
10.It Could Happen To You

コメント (2)
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フレッド・ハーシュ アット コットンクラブ 2015 11 28

2015-12-01 21:49:25 | サポート中、ライブ


フレッド・ハーシュのソロがコットンクラブであるので、オクサンを誘ったら、友達と東北の温泉に行ってその日に帰ってくるということなので、費用が半分なので思い切って2ステージ見ることにしました。
先日見つけた藤田嗣治のことを題材にした映画「Fujita」もオクサンはオネイサンと見に行くというのでハーシュの前にそこからスタートとしました。



アリャ、今きがついたけど、これハーシュではありません。映画館にいた嗣治です。
映画の方は絵画を見るような気持ちでみるのが良いかもしれません。

映画館が有楽町で終わったのが13時半、コットンクラブはすぐ近く、お昼をいただいても2時過ぎにはついてしまいました。



まだ誰も並んでないので、1番の待ち席をかくほして、別の場所のやわらかい椅子にすわったり、散歩したり明日もお休みだから気が楽です。
そこで気が付いた、稽古をしたあと映画の時間もきにして家を飛び出たので、サインをしてもらおうと思ったCDを忘れてきてしまった。


16時開場の場合だと15時まえ、14時45分ぐらいが自由席の第一列目のめどだと思っていたら14時20分ぐらいに1人50分に2人並びました。開場時には長い列ができていましたので、まあいいか。

席はピアノの斜めうしろ、まあピアノを見るにはベストと言って良いポジションです。1番乗りだからセカンドも同じ席にしました。



ハーシュの指が以外と華奢なのに驚きました。ガーシュインの曲から初めて2曲目、クラシカルなバラッド、これが良い。
曲名はききとりできないのが残念ですが、3曲目はビートルズの曲、ピアノというのが、やわらかい楽器なのだと思います。
4曲目アフター・ユーヴ・ゴーン、ストライド・ピアノがこのように進化したのかと喜びを感じます。5曲目、幻想的な弾き始めた曲は、こんな美しいピアノを聴いていることが奇跡みたいに思います。8曲目モンクス・ムードのあとはアンコール"Both Sides Now"を生で聴く。ゆったりしたハーモニーに遠く眺めるようなメロディ、これでまだ1STです。



1STで頼んだワインを引き続いて出してもらって、2ステージのときはこれをする、前に座った男性と長い待ち時間、話が合いました。日大カザルス・ホールにもいかれた方でそれ以来の大ファンだそうです。気が合うのが当たり前です。

1曲目ジョビンの洗練された演奏からはじまって、もちろんワインに酔ってしまったこともあるけれど、夢の中にいるような、別の世界に行ったようになりました。
と言うことでしっかりと聞いてはいるものの、曲名は聞き取れない、ジョニ・ミチェル、ストレイホーン、コール・ポーターなどの曲で構成は1STと同じ。

終わって入り口のところにハーシュがきてサインしてくれるのでしょうが、これは忘れたのでしょうがない。
家に帰りついたら、意外としっかり帰ってきたねと言っていたので、ワインに酔い潰れたわけではありません。


コメント (2)
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