アパートで最後の荷造りをして、トランク2個を閉めました。
行きに持ってきたお土産がすっかりなくなったので、トランクの中身は結構余裕です。
ですので、往路には手荷物で持ってきたパソコンなどもトランクに入れてしまいました。
で、このトランク・・・1個が30kg近くします。
重い!
このトランクをエレベータでZERO階へ(日本で言う1階)運びます。
このアパートのエレーベータですが・・・
初日に乗ったきり、一度も使いませんでした。
だって、内扉が無くて、怖いから・・・
でも、さすがに30kgのトランクを担いで階段を下りるわけにもいかず、勇気を出してエレベータでトランクを下に運びました。
チェックアウトは、カギを返すだけで終了!
超簡単!
タクシーを呼んでもらったら・・・50m先のバランタクシーが、車をバックしてアパートの前まで着てくれました。
で・・・なんかこのタクシー小さくない !?
初日に空港から乗ったタクシーは、この大きなリモワのトランク2個をタクシーのトランクに収納できたのですが・・・
目の前のタクシーは、リモワのトランクが1個として収納できないようです。
どうしようか、もう一台呼んでもらおうか・・・と考えていると・・・目の前で、とんでもない光景が・・・
リモワのトランク2個をトランクからはみ出したまま乗せて、紐(ゴムひも?)で括り付けました。
タクシーの運転手は、「さあ乗れ」と合図します。
私は・・・「これで、本当に大丈夫なの?」ととても疑問でしたが・・・
「大丈夫、空港までゆっくり運転するから・・・」と運転手は自信たっぷりです。
確かにタクシーは、ゆっくり発車しましたが・・・
もう、私はいつ、トランクが落ちるか、心配でたまりませんでした。
確かに、なるべく加速度が掛からないように配慮して運転してくれているようです・・・が・・・
いつもは、後ろの車は、F1マシンのごとく、テールツゥノーズでくっついて走るのですが・・・
私たちの乗ったタクシーの後ろは、タクシーもバスも一般車両も、明らかに大きく距離をとっていました。
現地の人が見てもクレージーな積み方だったと思います。
ようやく、空港の構内に入ると・・・
スピードバンプがアチコチに設置されています。
タクシーの運転手は、後ろから鳴らされようが、本当に慎重にスピードバンプを越えてくれて、無事に空港に到着しました。
いやぁ、よかった!
空港では、また入るだけで、手荷物検査です。
人間は金属探知機のゲートをくぐります。
リモワのトランクには、エネループが36本入っていたのですが・・・
「バッテリー?」
とか言われて、トランクの片方を開けさせられました。
中身が、ただの電池が沢山・・・とわかると
「すまなかったねぇ、タバコでもどう?」と言った感じだったのですが。
私はタバコを吸わないので、「要らない」と断っちゃいました。
トルコ航空のカウンターで搭乗手続きをして、荷物を預けて身軽になったので、空港のアチコチを見て回りました。
出国の手続きは・・・とってもスムースでした。
チャント一列になった先で係員が、各窓口に振り分けていました。
初日の入国審査の混沌とした世界は何だったの?
後は、出発を待つだけなのですが・・・
同じ飛行機で帰る「ニートのお兄さん達」(レスキュー実機リーグのチーム「NIIT-BLUE」の方達)と一緒になり、待ち時間も楽しくすごしました。
Yはトルコアイスをおごってもらったりして・・・
で、指定された登乗口には、またもや金属探知機が設置され、手荷物と搭乗者を細かく確認するようです。
まあ、M&Yはロボットも電池もパソコンも、既にトランクの中で預けてしまったので気が楽です。
でも、ズボンに締めているベルトまで外されました。
はいっ、脱げというなら脱ぎますけど・・・(笑)
飛行機の出発は1時間ほど遅れたようですが・・・
私は、明らかに往路(関空からの)の飛行機より装備が良かったと評価しているのですが・・・
Yの評価は・・・行きの方が良かった
です。
なぜなら、「コンソールに組み込まれているゲームが往路の方が面白かった」そうです。
私は、映画を2本ほど見て寝ました。
とにかく、日本に着きました。
飛行機を出る時に・・・Yが、「俺スリッパのままで来ちゃった」ということで、飛行機に戻ったりして・・・
空港で、ニートのお兄さん達と別れて、借りた電話機を返して、あとは我家に帰るだけです。
日本は、暑いなぁ。