先日、ヤフオクで購入したゼンマイ式の置時計ですが・・・
折角使えるのだから、油を注そうと早速分解してみました。
まずは、文字盤の長針、短針を外します。
ちょっと長針が曲がっているのが気になって、真っ直ぐに伸ばしたのですが・・・
あとで、曲がっているのは前面のガラス面に触れないように曲がっていたことに気が付き、結局もとに戻しました。(つまり、曲げたってこと)
外装とは6本のネジで留められていたので、慎重に外します。
口が狭いので取り出すのに苦労しました。
なにしろ、ムーブメントが重いです。
こちらが、メロディを奏でるハンマーです。
表側は、ギアやカムのギミックが満載です。
この状態で、長針を動かしてハンマーを動かしてみます。
毎時15分は1小節のメロディを奏でます。
毎時30分は2小節・・・毎時45分は3小節・・・
そして、毎時0分は4小節のメロディと時打ちします。
それが、ギアやカムの組み合わせで見事に実現されています。
まさに「からくり時計」です。
これ、子供の夏休みの自由研究にちょうど良いのじゃないでしょうか・・・!?
とにかく、素晴らしいギミックに感動しました。
で・・・時計用の油を注して、元に戻したのですが・・・
時打ちはされるのに、肝心のウエストミンスターの鐘がなりません。
何で!?
ちょっと焦りました。
もう一度、箱からムーブメントを取り出して、動かしてみます。
あぁ、ちゃんと動いた、良かった!
原因は明確には分かりませんが、とりあえず、きちんと機能するようになりました。
油を注したからか、チャイムも時打ちも順調です。 それだけでなく、テンプのコチコチの音が劇的に小さくなりました。 いつまで動くか分かりませんが、大事に使おうと思います。