8時前に京都駅からバスに乗り徳島まで3時間、架橋により大阪や和歌山からの高速船より快適かつ時間短縮になった、今回は友人の車に同乗し、高知一泊の予定だ、友人は息子が高知に居り都合も良い
まずは徳島駅にて友人の奥様にご挨拶しFilipUp!のパンをお渡しする、お返しに小男鹿3棹を頂いた、まずは菩提寺に挨拶と墓参りを4年ぶりにする、住職も代替わりのため名刺をお渡しする
ここから昼食に十三八に行く、昔風のお味と店の佇まいに驚いた
車で走り近くの阿波国分寺にて青石の圧倒的な庭を鑑賞(300円)、さらに美馬の寺町にある願正寺までは1時間半ほどかかる、寺町の集積と立派な山門、横に這う松、その奥の龍門曝に驚く、お志しに亀末廣おちょぼをお渡しした、この2つの庭の印象が強く疲れを感じた
高速道路を通り、高知に入る、南国市から友人の所用もあり地道を走る、高知駅の横のホテルに車を止めチェック・イン、友人とツイン、荊妻はシングルにてゆったり友人と語る、まずは缶のハイボールを買い部屋で乾杯
18時前から街探索、すると電話があり会食予定の夫婦がコロナに罹患し欠席との知らせ、はりまや橋であららとなり、アーケード街を見て大吉に行き、18時過ぎから3人で会食、楽しい
さらに、屋台安兵衛に足を延ばし、餃子・ラーメン・ビールを楽しむ、たまたま同じテーブルにいた若い数人組のビブリオ・グループに同窓がいて、早稲田の街では漱石記念館、谷根千では作家、特に幸田文の「流れる」や「木」の話をした、素直な若者で気持ちが良かった
帰りに、エースワン 高知駅前店にてつまみや酒を買って3人そろい部屋で呑んだ、10時頃風呂に入ったが、荊妻と友人の人生相談を聞きながらうとうと12時に寝てしまった
14,800歩、荷物を持って歩いた
翌朝は7時に起きて仕度し、8時前にチェック・アウト、車に荷物を入れその足で日曜市に向かう、荊妻は軽い干物(割干し大根など)や珍しいもの(ターメリックなど)を買う、友人は田舎寿司を家族に買う、昔10年近く居たが初めてとのこと、こちらにも2つ頂く、そのまま端まで行くと高知城歴史博物館(日本設計)があり、高知城とセットになり900円というので入ると歴史が面白い、地域と都市の歴史(城下町 上士・下士、町民のエリアなど)が良く分かる
そのまま、高知城に行き、ヴォランティア・ガイドに連れられ40分歩く、穴太(あのうしゅう)衆の野面積だが、雨量の多い地域のため石樋( https://kojodan.jp/castle/10/memo/1798.html )がある、実際はガーゴイル( https://en.wikipedia.org/wiki/Gargoyle )と同じ排水口とした方が良いように思う、実際、石樋として水を通す仕組みもある、更に排水を通す溝が必要と思われたが整備が無かったように見受けられ、簡素な造りと思った、矢狭間の三角と四角は50年以上前、亡父に連れられ見た記憶がある、この後、中学の修学旅行で見た熊本城の石垣がずいぶん立派に見えたのも覚えている
天守へは靴を脱ぎ階段を登る、3つの箱をのせた構造であり通し柱がない( https://kochipark.jp/kochijyo/architecture/ )鯱にも男女の区別(阿吽)があると知った、1階の広間の欄干は末広がり2本が交差し、修学院中離宮の網干の欄干を想い出した、違い棚などは簡素だ、
天守からの眺めは良いが、45年7月4日の高知大空襲により燃えたという市街に昔の面影は偲べなかった、徳島も同日であり藍の蔵などが消失した
コロナに罹患した友人の自宅に亀末廣のよすがを届ける、40年ぶりだが短い挨拶のみ、次は京都で会いたいものだ
昔、亡父と一緒に行った牧野植物園(730円)は大型化していた、温室に入り、ブーゲンビリアとランタナを見た覚えがある、今は無かったがなかなか歴史を感じる温室だった、あまりに広く、小雨もあり桂浜に行く
桂浜の坂本龍馬記念館(700円 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E5%9D%82%E6%9C%AC%E9%BE%8D%E9%A6%AC%E8%A8%98%E5%BF%B5%E9%A4%A8 )はコンペによりワークステーション 高橋晶子の設計となっている、羊羹を海に張り出したような吊構造併用の独自設計となっている、友人いわく、地球は丸いのが分かるとのことだったが、可視範囲が円形のため、丸く感じるとも思った、霧雨のため遠望できなかったのが残念
それからゆっくり駅まで送ってもらい、友人と別れる、土産を物色してから16時前のバスに乗り岡山まで2時間半、岡山駅からは新幹線で1時間、弁当を買って一杯飲み、夫婦で天むす弁当を分けて盛り上がる、京都駅から地下鉄に乗り帰洛、20時丁度、風呂に入る
18,900歩、ふくらはぎが珍しく疲れている
楽しかった、おいしかった