最近、都心居住とコンパクト・シティの論が喧しいが、郊外の戸建て住宅も必要えあろう。特に子供が小さいとき(小学校低学年)くらいまでは、そのほうが良い。もともと郊外の戸建て住宅では子供を遊ばせる庭や公園や緑がある。庭でバーベキューができて、クリスマスの飾りつけもできる。また車を使う前提であり、子供を連れての移動に便利である。(公共交通機関では、ベビーバギーを載せるのも大変である)親も、30台であり、色々なイベントへの参加やパーティの開催など付き合いも広がる。
その上で、子供がある程度大きくなるか、巣立てば都心居住が望ましい。そのためには、住宅の借り換えや、買い替え、地元のお付き合いのネットワークを新しくするなどが障害となる。そこで、子供を通じてのお付き合いでなく、地域に根ざしたお付き合い作りが課題となろう。
当方も、京都の都心に住んではや5年となる。趣味や街づくりの参加によりお付き合い作りを本格化させようと考えている。できれば昔からの知り合いがいるところが住みやすいというのも最近実感している。都心居住とコミュニティ形成が効率的な住み代わりの前提となろう。