「アサヒカメラ」6月号は荒木経惟の特集号だった。手に入れようかどうか迷ったが、結局見送った。
荒木さんが、最良・最愛の妻陽子さんを亡くしたのは1990年。
「東京猫町」や「エロトス」の刊行が1993年だけど、このころから荒木さんがつまらなくなって、伴走するのをやめた。
「なんだ、まだくり返している」と、そんな印象がある。新境地をきり開いてくれるものと、漠然と期待していた。
しか~し、陽子さんが死 . . . 本文を読む
このところ、拾い読みにとどまったり、途中で投出したりが続いてしまったが、原二郎さんの「モンテーニュ」(岩波新書1980年刊)を大変おもしろく読了することができた。
これを手にしたのは堀田義衛さんの「ミシェル 城館の人」にとりかかるための下ごしらえ・・・のつもりだった。
おすすめの一冊、五つ星をさしあげたい!
パスカルの「パンセ」は、わが国の「徒然草」「方丈記」とならんで、わたしには手許に欠かせ . . . 本文を読む