二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「近代日本の百冊を選ぶ」(講談社1994年刊)

2020年08月13日 | 座談会・対談集・マンガその他
「近代日本の百冊を選ぶ」(講談社1994年刊)の何が好奇心を刺激してやまないのかというと、伊東光晴、大岡信、丸谷才一、森毅、山崎正和の5人による100冊の選考経過。
「いま読んでおもしろい名著」が、5人の知性によって座談会形式で討論されている。

何を選び何を選ばないか、それ自体が最高にエキサイティング! 
文学書だけではない、この百冊によってあぶりだされてくる日本の“近代”と、読者はどう向き合ってきたのか、向き合っていくのか? 
書評では座談会参加者とは別な評者を立てている。
もはや古本だが、すべての読書人に向けた、オープンスタンスのガイドBOOK。

こんな一冊があったのだo・_・o 

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