このところ、街歩きがぜんぜんできていない。
お天気が不安定で、いつ豪雨におそわれるか心配なので、遠出はひかえている。
遠出といっても、わたしの場合はせいぜい1時間程度だけれど。
たまの休みは胃ガンから生還した父親の運転手をつとめ、病院へいったり、買い物にいったりで、半日はつぶれる。
そんなこんなで、活字モードのスイッチがONになったまま。
すぐに眠くなったり、根気が持続しなかったりで、それほどたくさんは読めないけれど、本は確実にふえ続けている(;´ρ`) 積読本がますます家の中にはびこっていく。
まあ、いずれまた、500冊程度は処分しなければなるまい。
将来読むか、読まないかを見極めるのは、そう簡単ではない。
同じ文庫本が何冊もあるような場合は、当然旧いものは捨てる。
なぜ同じ本が何冊もあるかというと、行方不明なので買いなおしたら、その本が出てきたとか、改版・新装版となって、活字が大きく読みやすいとか、新訳が出たからとか、いろいろと理由がある。
ところでトップの写真は、ゴーギャンの画集。
画集は約30冊ほどもっているが、どういうわけかゴーギャンはまともなものがない。ハッキリいえば、好きにはなれなかったからだ。
ベタっとしたあの平面描写。しばしば強烈すぎる輪郭線。しかも、彼の絵にはなにか謎めいたタイトルがついているものが多い。
ゴーギャンファンです・・・というマイミクさんはいらっしゃるだろうか?
いらしたら、なぜお好きなのか、ぜひ訊いてみたい気がする。
中学時代から好きなのはゴッホ。それとブリューゲルやゴヤ、ベラスケス、フェルメール等々。
東京暮らしをしていた大学生のころは、絵画展にも、よく足をはこんでいたし、スペインへいったのは、プラド美術館へいきたかったからだといってもいいくらい。なにがあるって? もちろんゴヤが見たかったのだ。
トレドでグレコの「オルガス伯の埋葬」と衝撃的な出会いをしたのも、そのときの経験。ややオーバーにいえば、その出会いの衝撃はわたしの人生観を一部変えたほどのものであった。
(トレド、サント・トメ教会礼拝堂「オルガス伯の埋葬」)
しかし、名画といっても、それを見る人によって、価値観がことなる。写真以上に「好き、嫌い」が表に出るのが、絵画かもしれない。
■私の名画100選
http://www16.ocn.ne.jp/~uozu/meiga100top.html
もし絵画を見るのがごはんと同じくらいお好きなら、ご自身で名画100選を作って、ネットにアップするのもいいだろう(笑)。
なぜいま、ゴーギャンかというと、いうまでもなく「月と六ペンス」の影響。
ただし、ストリックランドはゴーギャンではない。
どこがどう違うのか、サマセット・モームは、ゴーギャンの生涯にヒントを得て、それをどのように<わが薬籠中のもの>にしたのか・・・そういった好奇心から買った画集である。
最近になって気がついたのは、もしかしたらこの「月と六ペンス」は、三島由紀夫の「金閣寺」や「豊饒の海」に、遠く影響をあたえているのではないか・・・ということ。
ともかく「月と六ペンス」は、ゴーギャンに対して自分なりの理解をふかめたうえで、もう一回読み返す必要があると考えている。
ゴーギャンとは、結局のところ何者であったのか/_・)/_・)
何度もなんどもくり返し眺めているうち、好きになれそうな予感がしてきた。
古書店で200円で手に入れたこの画集は、
■アートギャラリー「現代美術」ジャケット版 全21巻(集英社)
「ゴーギャン」解説:本江邦夫 エッセイ:大岡信
・・・である。
解説が懇切丁寧だし、大岡さんのエッセイも中身がとても濃い。
いや~、勉強になります、です(笑)。
さてさて、梅雨真っ最中ながら、わが家の裏では夏野菜が本格的に生りはじめた。
トマトはまだ青いので、スーパーで買ってきたのを食べている。
トマト大好き一家なので、夜の食事にトマトは欠かせないアイテム(^-^**)
よく冷やして大玉のトマトを、それぞれ一個ぺろ~り・・・なのであります。
ほかにキュウリ、ナス、ピーマン、ネギなど。失敗したのはキャベツと玉ねぎ。キャベツはおそらく高温障害、玉ねぎはカラス、ヒヨドリに食われた´д`*)ウェ~ン
そのうち、カボチャ、小玉スイカも食べられるようになるだろう。
お天気が不安定で、いつ豪雨におそわれるか心配なので、遠出はひかえている。
遠出といっても、わたしの場合はせいぜい1時間程度だけれど。
たまの休みは胃ガンから生還した父親の運転手をつとめ、病院へいったり、買い物にいったりで、半日はつぶれる。
そんなこんなで、活字モードのスイッチがONになったまま。
すぐに眠くなったり、根気が持続しなかったりで、それほどたくさんは読めないけれど、本は確実にふえ続けている(;´ρ`) 積読本がますます家の中にはびこっていく。
まあ、いずれまた、500冊程度は処分しなければなるまい。
将来読むか、読まないかを見極めるのは、そう簡単ではない。
同じ文庫本が何冊もあるような場合は、当然旧いものは捨てる。
なぜ同じ本が何冊もあるかというと、行方不明なので買いなおしたら、その本が出てきたとか、改版・新装版となって、活字が大きく読みやすいとか、新訳が出たからとか、いろいろと理由がある。
ところでトップの写真は、ゴーギャンの画集。
画集は約30冊ほどもっているが、どういうわけかゴーギャンはまともなものがない。ハッキリいえば、好きにはなれなかったからだ。
ベタっとしたあの平面描写。しばしば強烈すぎる輪郭線。しかも、彼の絵にはなにか謎めいたタイトルがついているものが多い。
ゴーギャンファンです・・・というマイミクさんはいらっしゃるだろうか?
いらしたら、なぜお好きなのか、ぜひ訊いてみたい気がする。
中学時代から好きなのはゴッホ。それとブリューゲルやゴヤ、ベラスケス、フェルメール等々。
東京暮らしをしていた大学生のころは、絵画展にも、よく足をはこんでいたし、スペインへいったのは、プラド美術館へいきたかったからだといってもいいくらい。なにがあるって? もちろんゴヤが見たかったのだ。
トレドでグレコの「オルガス伯の埋葬」と衝撃的な出会いをしたのも、そのときの経験。ややオーバーにいえば、その出会いの衝撃はわたしの人生観を一部変えたほどのものであった。
(トレド、サント・トメ教会礼拝堂「オルガス伯の埋葬」)
しかし、名画といっても、それを見る人によって、価値観がことなる。写真以上に「好き、嫌い」が表に出るのが、絵画かもしれない。
■私の名画100選
http://www16.ocn.ne.jp/~uozu/meiga100top.html
もし絵画を見るのがごはんと同じくらいお好きなら、ご自身で名画100選を作って、ネットにアップするのもいいだろう(笑)。
なぜいま、ゴーギャンかというと、いうまでもなく「月と六ペンス」の影響。
ただし、ストリックランドはゴーギャンではない。
どこがどう違うのか、サマセット・モームは、ゴーギャンの生涯にヒントを得て、それをどのように<わが薬籠中のもの>にしたのか・・・そういった好奇心から買った画集である。
最近になって気がついたのは、もしかしたらこの「月と六ペンス」は、三島由紀夫の「金閣寺」や「豊饒の海」に、遠く影響をあたえているのではないか・・・ということ。
ともかく「月と六ペンス」は、ゴーギャンに対して自分なりの理解をふかめたうえで、もう一回読み返す必要があると考えている。
ゴーギャンとは、結局のところ何者であったのか/_・)/_・)
何度もなんどもくり返し眺めているうち、好きになれそうな予感がしてきた。
古書店で200円で手に入れたこの画集は、
■アートギャラリー「現代美術」ジャケット版 全21巻(集英社)
「ゴーギャン」解説:本江邦夫 エッセイ:大岡信
・・・である。
解説が懇切丁寧だし、大岡さんのエッセイも中身がとても濃い。
いや~、勉強になります、です(笑)。
さてさて、梅雨真っ最中ながら、わが家の裏では夏野菜が本格的に生りはじめた。
トマトはまだ青いので、スーパーで買ってきたのを食べている。
トマト大好き一家なので、夜の食事にトマトは欠かせないアイテム(^-^**)
よく冷やして大玉のトマトを、それぞれ一個ぺろ~り・・・なのであります。
ほかにキュウリ、ナス、ピーマン、ネギなど。失敗したのはキャベツと玉ねぎ。キャベツはおそらく高温障害、玉ねぎはカラス、ヒヨドリに食われた´д`*)ウェ~ン
そのうち、カボチャ、小玉スイカも食べられるようになるだろう。