二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

真夏の読書

2010年07月27日 | Blog & Photo
前橋の気温、ただいま約36℃。
暑いなあ、暑い。
強烈な陽射しが、容赦なく肌を焼く。
夏バテというわけではないのだろうが、だるくて、意欲低下。
ついつい、冷たいものばかり、食べたり飲んだりしてしまうが、
食欲はいつもと変わらないなぁ(-_-)ホッ

4月にクラシック音楽(モーツァルトがはじまりだった)にのめりこんでしまい、それ以来小説がまったく読めなくなった。そろそろ復帰しようかと考えはじめて1週間。
家に積んである本の背表紙を眺めたり、手に取ってぱらぱらやってみたが、「読みたい本」が1冊もない。友人も出会うとわたしが、モーツァルトだ、ベートーヴェンだ、ブラームスだという話題ばかりなので、ややあきれ顔。

ところが、活字ばなれしたわけではない。
音楽の本は、CD同様、あっという間に、ずいぶんふえた。
シンフォニーに耳をかたむけながら、「音楽の友」だとか、吉田秀和の本をやたらと読んでいる。

もとの文学の世界へ戻ろう!
音楽の世界では、どんなに夢中になろうと、わたしがプレーヤーになることは、万に一つもないからだ。消費者、受取手、趣味人、好事家・・・の域を一歩も出られないのは、あまりにも明白! でも、いつものことだが、急には方向転換がきかない。

1.「市民ヴィンス」ジェス・ウォルター(田村義進訳)ハヤカワ文庫
2.「楼蘭」井上靖 新潮文庫
3.「雨・赤毛」サマセット・モーム(中野好夫訳)新潮文庫

BOOK OFFの105円の棚にあった文庫本を3冊と、図書館から、5冊を借りてきた。
本を読むとは、CDで音楽を聴く以上の集中力が必要。
2と3はすでに持っているけれど、膨大な本の山から、この2冊を探し出すのが面倒なのだ(^^;)

ランチはマイミクのFさんと。
久々に海外ミステリ談義ができて愉しかった。
そうか、読もうと考えて買って書架に置きっぱなしのポケミスやハヤカワ文庫、創元推理文庫が4、50冊はある。
まだ何日かは、時間がかかるかも。blogも本来の「レビュー」に戻さねばならない。

それにしても・・・求めているのは、緑陰と涼風だな。
それがいかにありがたいか、ここ数日実感している日々・・・なのである(=_=)





先日榛名山で撮影したヒョウモンチョウのラブシーン。
(本文とは無関係です)
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