
へんてこりんなタイトルをつけてみた(^_^)/~
ここでいうRさんとは、ローライフレックスのこと。
また、Iさんとは、写真家市橋織江さんのこと。
要するに、カメラとフォトグラファーの頭文字なんであ~る。
4月10日を境に、ようやく繁忙期に一区切りついた。今年度からは、隔週で週休2日をとることにしたので、いままでよりは写真に裂くための時間がふえるニコッ(^^)/。
売り上げの落ち込みは最小限に食い止めることができたので、ホッと胸を撫で下ろしているところ。そこそこの売り上げがあったから、このころが、一番のお金持ち(笑)。
夏は不動産業は典型的な「夏枯れ」現象に入るから、油断してお金をつかいすぎると、冬のキリギリスみたいに、アリさんに無心にいかなくてはならなくなる。
「まあ、このくらいなら・・・遣ってしまおう」
そんな小市民的な逸楽のようなもので気晴らしをし、溜まりにたまったストレスを発散!!
それが、わたしの場合、Rさん、Iさんというわけである。

テーブルフォト左から、
1.「二眼レフワークショップ」田中長徳(エイ出版)
2.「ローライフレックスの時間」藤田一咲(同上)
3.「CL vol.10“ローライ二眼レフカメラ”特集」(玄光社)
ヤシカマット124Gで恐るおそる二眼レフ・ワールドに足を踏み入れた三毛ネコさん、もうすっかり、ウエストレベルファインダーが映し出す画像の魅惑に首ったけ!
35mmフィルムカメラとも、デジタル一眼やミラーレス機ともまったく違う、まさに「禁断の味」なのである。シャッターチャンスは年がら年中逃しているし、途中でフィルムの巻き上げができなくなり、120のロールフィルムをほぼ一本だめにしたり、いろいろなアクシデントに遭遇しながらも、この女性(い、いやあくまでカメラだが)にかな~り、入れあげている。
となると、コピー機では物足りない。
このあいだ、高崎市にある中古カメラショップのショーウィンドウで、ローライフレックス2.8F、3.5F、ローライコードⅤbをじっくりと眺めたから、もう、夢にまであらわれる始末(笑)。 ここにあげた3冊はローライ二眼レフ・ウィルスの温床だから、すでに、そのウィルスに感染している。
過去に「ベルリン」(橋口譲二)「少年の港」(藤原新也)で、「おや、これはどんなカメラで撮られているんだろう」とおもったのが、ことのはじまりであった。
腰のいたって重い三毛ネコさんは、ローライフレックスあるいは、ローライコードへの憧れを、10年くらい引きずっている。2.8Fは約20万円のタグがあるから手は出ないが、3.5Fはそのおおよそ半値なので・・・うーん、悩ましいこと、この上ない。
「ことしいっぱいは、124Gで我慢、ガマン」といいきかせてはいるが、はたして^^;

さて、Iさんこと、市橋さんの写真集は、上左から右へ、
1.「Gift」(出版社省略、以下同じ)
2.「BEAUTIFUL DAYS」
3.「PARIS」
4.「スターバックスのある風景/世界編」
の4冊。
傍観者の冷ややかなまなざしが映し出す、爽快な世界像が、見る者のこころをとらえる。
生活感は、可能なかぎり、ぬぐいさられている。しかし・・・この傍観者のまなざしの、なんとエレガントでビューティフルなことだろう。この感受性には、国境がない。そこも、たぶん、市橋織江さんの新しさだろう。
わたしが引きずっている生活感や、ある種の文学性や、暗さへの嗜好がほとんど存在しない。つまり、わたしの写真とは、ずいぶんとへだたったところに写真集として成立している。「影響をうけたくても、これだけ違うと、うけようがないぞ」と思ったり、あー、これは、きっと似たようなシーンを撮りたくなるぞと考えなおしてみたり。
一日、また一日と、わずかずつではあるが、彼女の世界への共感が、水かさをましていく。
ところで、今日は何種類かのアルバムに、数枚ずつ新作を掲載したので、トップの写真のほか、3枚をこちらにピックアップしておこう。
トップはアルバム「春の散歩道」から「後ろ姿」。
春爛漫、そこに男一人すわってじっと動かない。その背中には、これまで背負ってきた重荷を下ろしたあとのような安堵感、寂寥感がにじんでいた。
☆アルバム「春の散歩道」
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000056419934&owner_id=4279073

こちらは「Beautiful Wind(上州風)Part2」から「ボーダーライン」。
☆http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000055361030&owner_id=4279073

またこちらは「フラグメントCX6/Part3」から「赤いバラとポスト」。
☆http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000053953619&owner_id=4279073

最後は「ネコの散歩道Part2」から「三毛ネコのいた場所」。
☆http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000052678199&owner_id=4279073
どれも「お気に入りのショット」近作である。
いつもご覧いただき、コメントやイイネ!マークをありがとうございま~すm(_ _)m