今日は午前中、M公園をカメラ散歩してきた。
昨日は一日中雨降り。だから、今日、日曜日のM公園周辺が人出で混雑することは予想されていた。
十時過ぎだったが、駐車場さがしに手間取った。
遊びにやってくる市民をもてなすため、熱気球のデモ(試乗会)がおこなわれ、長蛇の列。
東京の盛り場は別として、こういう雑踏は苦手。
昨年も、平日に撮影に出かけている。
しかし、サクラの見頃は短いから、今日を逸したら、どうなるかわからない。まあ、地元なので、脇道も心得ている。
渋滞を避け、回り道をして、イベント会場のようなにぎわいのM公園へ。
まず、眼に入るのは、無心に遊ぶ子どもたち。
こういう場所で眼にする子どもは、「小さな天使」そのものである。幸せということばが、子どもの姿をとって、跳ねまわり、歓声をあげ、カメラのまえを通過していく。
この日もカメラはヤシカマット124Gと、標準ズーム付きPENデジ。一応9~18mmの超広角もバッグに入れてはいたが、レンズ交換はしなかった。
ふらふらしていたら、「写真を撮ってもいいですか」のお母さんお嬢ちゃんと、また出会った。
「あ、こんにちは~♪ わたしのblog見てくれましたか」
「はい、もちろん」
お母さんが微笑してくれたので、ホッとした(^_^)/~
「おやおや。今日も白い帽子が可愛いね」
雑踏の中でそんな挨拶を交わせたのは、ラッキーだった。
ヤシカマットの重量は1080gあるので、2時間歩きつづけていると、首が少々痛くなる。
首にはアイホンとカメラバッグもぶらさげてある(=_=)
正午をいくらか回ったところで時間切れ。電話が入ったので、コンビニ飯を買って仕事に復帰した。午後になっても花見客が押し寄せ、渋滞から抜け出すのに、きたとき以上に手間取った(^^;)
仕事帰りに、撮影済みネガカラー(120)5本をキタムラへもっていく。
中判のほうでは、はたしてどんな写真が撮れたんだろう?
トップの一枚を見てほしい。
「こういう写真を撮ってみたかった」
・・・という願望が、ようやくなかったような写真だから。
この一枚には、ことばにはならないいくつかのドラマがかくれている。
一人ひとりの視線のゆくえを追っていると、忘れかけた“少年の日”を思いおこす。
(ここにピックアップした写真はすべてPENデジ=ファンタジックフォーカスで撮影。ただし、わたしの好みでレタッチしてあります。モデルになって下さったみなさん、ありがとう!)
☆mixiアルバム「春の散歩道」に40枚をアップしました。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000056419934&owner_id=4279073