二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ひょうたんとヤシカマット124G

2018年10月27日 | Blog & Photo
   (これ、何だかおわかりですか? ソニーRX100M3)


先日、二眼レフを持って撮影に出かけた。そこで見かけたもの・・・なんだかおわかりですか? そう、ひょうたん(瓢箪)を栽培している畑があったのです。収穫したあとのようで、畑は荒れていましたが、記念にパチリ(*゚ー゚)vタハ 持ち主さんがいらしたら、一個もらってきたんだけどな。

畑で実ったものを見るのはじつに久しぶり。 出来上がった商品としては、土産物店などに置いてあるだろうが・・・。ふんふん、けっこうデカかった(@_@)

この画像はデジタルだけど、持っていったのはヤシカマット124G。ローライフレックス3.5Fの陰にかくれ、しばらく出番がなかった。

ほかのカメラといっしょに、防湿庫(乾燥剤は入れてあるが電源はOFF)に寝かせてあった。しかし、フィルムの使用期限が切れてしまいそう。
というわけでこのカメラの出番とあいなった。


  (ソニーRX100M3で)

ローライに較べ、どこもかしこも作りはチープ。
お値段がまるで違うから、それは仕方ない。

わたしは不具合が生じているのではないかと、心配したのだ。
120のロールフィルムを2本。
つまり12枚×2。デジカメなら、あっという間に撮影終了(^^)/
ところがこちらは究極のアナログ、まあ、露出計は問題ないとして、ファインダーが暗く、ピントを合わせるのに時間がかる。
ネガが現像されてくるまでおよそ10日ほど。
それを見ないと結果はわからないが、おそらくだいじょうぶだろう。







これらを撮影したのは2016年10月、ちょうどまる二年。
なぜか、もっと遙かな昔・・・のように思える。
なぜこんな不自由極まりないクラカメが手放せないのかというと(考えてみたのだが)、要するに撮影する、その時間を愉しんでいるということ。
デジタルなら24枚など一瞬、しかし、このカメラだと、一時間、いやもっと長いこと愉しめる。

それは「あのころ」へのタイムスリップなのだろう。なつかしさや郷愁。そういうものにひたることで、いや、そうすることでしか癒されない何かがある。
たまに思いあまってモーツァルトのレコードに耳を澄ますことがあるけど、あれと似た心の作用・・・そのための“儀式”なのだ、きっと♪

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