何百冊も平積みした、ほこりっぽい本の山をひっくり返していたら、中央公論社版全集の「研究」「思い出」がようやく出てきた。いつ買ったのだったか(´・ω・)? 退職したらゆっくり読もうとかんがえて買っておいた本がたくさんある。写真集「チェーホフの風景」が、わたしの知的好奇心を揺るがし、蘇ってきた。
中央公論社の全集は、古書店でバラだったものを買い、十冊くらいはあったなあ。さがせばまだ出てくる。一時代前だが、神西清、池田健太郎、原卓也等の翻訳がならんでいる。
「研究」は、シェストフの「虚無よりの創造」を筆頭にロシア、欧米、日本の代表的な評論が、一冊にコンパクトに収録(^^♪
「思い出」は文字通り、妻オリガ・クニッペルはじめ友人やら肉親やらの真率な思い出がつづられている。なかでも彼の恋人と目されていたリジア・アヴィーロワ「わたしのチェーホフ」が掲載されているのはありがたい。
いまとなっては貴重な二冊だろう、チェーホフ・ファンにとっては。
作品の翻訳なら、ちくま文庫の松下裕さんのものがあるけれど。
・・・チェーホフが、読者を深い内省の淵に引きずり込む。
中央公論社の全集は、古書店でバラだったものを買い、十冊くらいはあったなあ。さがせばまだ出てくる。一時代前だが、神西清、池田健太郎、原卓也等の翻訳がならんでいる。
「研究」は、シェストフの「虚無よりの創造」を筆頭にロシア、欧米、日本の代表的な評論が、一冊にコンパクトに収録(^^♪
「思い出」は文字通り、妻オリガ・クニッペルはじめ友人やら肉親やらの真率な思い出がつづられている。なかでも彼の恋人と目されていたリジア・アヴィーロワ「わたしのチェーホフ」が掲載されているのはありがたい。
いまとなっては貴重な二冊だろう、チェーホフ・ファンにとっては。
作品の翻訳なら、ちくま文庫の松下裕さんのものがあるけれど。
・・・チェーホフが、読者を深い内省の淵に引きずり込む。