二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「桜の園」を読み返そう

2021年02月16日 | シャッフル/books
微妙かつ複雑な味わいを持っているのでだれもが誤読する、作者チェーホフが「喜劇」と書いているのに。
彼にとって「桜の園」は特別な戯曲(ノω`*) 
迫りくる死の足音を聞きながら書いた最後の作品。
以前は岩波文庫だったが、読み返すつもりで光文社の浦雅春訳を買ってきた。
神西清さんが気づかせてくれたのだ!

浦雅春さんが、とてもすぐれた解説を書いている。
「プロポーズ」や「熊」といった一幕ものの喜劇の方から、「桜の園」を眺めているのは、新視点かもしれない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気儘な読書 ~近ごろの日常... | トップ | チェーホフの「思い出」と「... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

シャッフル/books」カテゴリの最新記事