街歩きをしていると、しばしば壁やガラスに眼がいく。
ガラスはあるとき鏡となって、のぞく人びとを誘い込む。
そこは、街角のアトリエであり、画家のキャンバスなのである。
それがある場所、素材のテクスチャー、お天気や時刻によって、
映し出されるものが変化していく。季節感だってある。
わたしはそこに映し出される「絵」を、採集する愉しみに、昔から気がついていた。

これは助手席側に映ったわたしの手。
光がクルマの奥に射し込んでいて、壁が黒く、鏡になってくれた。

こちらはなんだろう。「ただの壁」が、美術品になっている!
このアール・デコ風・・・といえなくもないたたずまいに惹かれた。
あいにく日陰だったから、レタッチして、少し彩度up。

そして最近のお気に入り。
どうです、墨絵の一片のように見えませんか?
後ろは城郭の壁。

ここにはガラスがあって、12月の午後の陽差しがいっぱいにあたっている。
およそ100年を閲した建物の内部には、ほこりがうっすらと、
まるで時間のように積もっている。
壁とガラス。
名もない画家のキャンバス(^_^)/~
※撮影地:埼玉県深谷市
ガラスはあるとき鏡となって、のぞく人びとを誘い込む。
そこは、街角のアトリエであり、画家のキャンバスなのである。
それがある場所、素材のテクスチャー、お天気や時刻によって、
映し出されるものが変化していく。季節感だってある。
わたしはそこに映し出される「絵」を、採集する愉しみに、昔から気がついていた。

これは助手席側に映ったわたしの手。
光がクルマの奥に射し込んでいて、壁が黒く、鏡になってくれた。

こちらはなんだろう。「ただの壁」が、美術品になっている!
このアール・デコ風・・・といえなくもないたたずまいに惹かれた。
あいにく日陰だったから、レタッチして、少し彩度up。

そして最近のお気に入り。
どうです、墨絵の一片のように見えませんか?
後ろは城郭の壁。

ここにはガラスがあって、12月の午後の陽差しがいっぱいにあたっている。
およそ100年を閲した建物の内部には、ほこりがうっすらと、
まるで時間のように積もっている。
壁とガラス。
名もない画家のキャンバス(^_^)/~
※撮影地:埼玉県深谷市