
田んぼの水がひかず、稲刈りがのびのびになっている。
農業というのは、こういった微妙な天候を相手の商売なので、ある意味、人智をこえた部分がある。
気温や天候をコントロールするなんて、100年たっても、とても人間業ではムリだろう。
時間が空いたので、カメラをもって、利根の河川敷など、数カ所をふらふら。
ウラギンシジミ♀に遭遇し、撮影ができた。
見かけるだけなら、この時期めずらしくはないが、テリトリー行動が活発で、あちこと飛び回る♂に比べ、慎重な♀の撮影のチャンスはめったにない(^^;)
ご覧のように、グレーで地味目。翅を開いて、体を温めていた。
北風があり、気温がぐーんと下がってきたのだ。
自然界では秋が深まってきている。
身の回りに、素材があるようで、ない・・・といった季節の変わり目。
漫然と歩いていると、なにもないただの原っぱで、被写体さがしに苦労する。

これはしゃがんだとき、偶然見つけた片隅の世界。
「あーでもない、こーでもない」と、日常の雑事や妄念で頭の中をいっぱいにしていると、こんな世界が見えてこないのだな。
うん、もっと虚心になって、目玉を研かなければ(^_^)/~