デジカメのおもしろいところはいろいろあるが、ホワイトバランスが
ワンタッチで自由に設定できるのもその一つ。
フィルムカメラの時代は、何種類ものフィルターが用意されていて、「フィルターケース」なるものを、数個持ち歩いていた。
隔世の感であ~る(~o~)
会社の近くに県立敷島公園があり、秋バラが見頃を迎えているというので、小一時間散歩してきた。
ところが秋のバラは春のバラに比較し、ひどく見劣りする。
花数にして1/4~1/5くらいだし、形のととのった綺麗な個体はめったにないからね。
時間はお昼ごろで、光は味もそっけもないピーカン^^;
そこで色づくにはちとはやいが、葉っぱを狙ってみた。
カメラはニコンD80。このカメラはホワイトバラスをAにしておいても、色ころびがよく起こるので「色」に関してあまり信用がおけない。
何枚か写し、モニターで確認したけれど、どうも納得できる発色になってくれない。
木立のあいだを歩いていると、日陰や日向が目まぐるしく変化する。
D80のホワイトバランスのとろさに業を煮やし、意図的にホワイトバランスをいじって遊んだのが、今日の写真。
冒頭の一枚は、“晴天日陰”で撮影している。
中堅、ベテランカメラマニアは、とっくにご存じだろうけれど、作例をあげて、比較してみよう。
1)ホワイトバランスAUTOのまま。
2)ホワイトバランス晴天日陰(・・・たぶん)。
フレーミングをいくらか動かしてしまったけれど、さてどちらを採用したらいいのだろう?
その場の色再現により忠実なのは1)だけれど、暖色傾向がハッキリとあらわれた2)も悪くはない。どちらか一枚といわれたら、わたしは2)を選ぶだろうし、マイミクMiniさんも、そういったコメントを下さった。
まあ、好みの問題・・・なんだけれどね。
デジタル一眼は、わたしは基本的に「初期設定」のまま使う。
昆虫を撮るとき、多点測距をはずし、中央一点に変は更する。
あるいは、露出補正を頻繁に使用する。
モードはプログラムがメインに、たまに絞り優先にするが、カメラ任せで撮っていることが多い。
あちこち設定をいじると、混乱するだけ。とくにわたしのように、4、5社のカメラをまぜて使うユーザーは、取説もめったに読まないから、へたに設定を変えると、元に戻すため一汗かかねばならない(笑)。
「つぶやき」で書いたように、OTOUSAN BIKEを組み立てたので、これから初冬にかけて、斜光線の町を訪れてみよう。
一度歩いた場所、はじめての街角。
わたしの視神経が敏感になってくれば、そこは新たな出会いと発見に満ちたワンダーランド・・・なのである(^_^)/~