2~3年前から欲しかった鎌田慧さんの「椎の若葉に光あれ 葛西善蔵の生涯」(講談社 1994年)の単行本をおもいかけず手に入れた。
わーい(ˊᗜˋ*)
あきらめていたんだけどね。
岩波現代文庫ではなく、単行本の初版で、1000円ほどの値がついていた。
葛西善蔵腰を据えて読もうとしたら、トップに位置する必須の一冊。
鎌田慧さんは、弘前のご出身だったんだね。
あまたの私小説家の中で葛西善蔵こそが極北・・・だとわたしもしばしばかんがえる。
ネットで調べたかぎり、本書は伝記としても唯一のものだ。
葛西は全集も出回っているが、そこまではたどりつけないなあ。
なぜか嘉村礒多と比較する人が多いが、信じられないなあ。