二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

詩集「夜への階段」INDEX(3)

2012年08月09日 | 俳句・短歌・詩集
しばらくINDEXを作成しなかったので、これまでどんな詩を書いてきたのか、忘れてしまった。
ほぼ1年ぶりに詩集「夜への階段」 INDEX(3)を作成したので、アップしておこう。

詩は、日常生活への眼に見えない航海であり、無意識の世界への冒険(トライアル)である。
「この作品は、どういう創作意図をもって書いたのですか?」
それが簡単に説明できるようなら、わたしはこれらの詩を書かないですませるだろう。
詩は書くというより、わたしにとっては、むしろ「生まれてくるもの」である。

若かりしころと違って、人が書いた詩を、あまり読まなくなってしまった。
とはいえ、戦後詩人に限定していっても、田村隆一さん、谷川俊太郎さん、粕谷栄市さんの詩集をはじめ、10冊20冊は、いつでも手をのばせば届く範囲に置いてある。
もっと古い大詩人では、ほんのときたま、萩原朔太郎や宮沢賢治、金子光晴などを読み返す。

“霊感”ということばがある。まあ、インスピレーションといっても、同じだろうが、それなしにはわたしは詩が書けない。それらの詩集が、“もうひとつの”インスピレーションの源となってくれるからである。


39.アントンおじさんのくしゃみ
40.やややと「な」
41.ブリューゲルというスフィンクス
42.五大に響きあり
43.伝説 ――シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」のかたわらで
44.明日のほうへ
45.<欠番>
46.アダージョな秋がはじまる
47.<欠番>
48. 水のしたたる音
49.ことばを杖にして

50.詩を書く人
51. 愛の終わりに
52. 時間のしっぽ
53. ラピスラズリな気分になって
54. 須臾の間の光
55.ある朝きみは
56.世捨て人のように
57.復路にて
58.ぼくというゴミがある
59.ディヴェルティメント

60.ラヴ・ノワール
61.昭和町界隈
62.レコードのモーツァルト
63. COSMOS
64.フェルメールの絵の中の人びと
65.永遠のこちら側
66.街角のオブジェ
67. 音楽のつばさに乗って
68. 黄色信号が点滅している
69.ありがとう、ありがとう、さよなら

70.ぼくの図書館
71.一木一草
72.メンデルゾーンを聴いていると
73.ピアノ協奏曲二十七番のかたわらで
74.二草庵の夏2012
75.カメラには写らない
76.影の王国

INDEX(2) 2011.7.31
http://blog.goo.ne.jp/nikonhp/e/d84f774b9098db13491d86723bb53548

※<欠番>とは、ただ単に、わたしがナンバーリングを間違えただけで、特別な意味はなにもない。



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